価格：カー・ぺっと オープン価格 (参考価格：3,980円)
　　　サンクステイル オープン価格 (参考価格：4,980円)

　株式会社ワコーは、12月17日に自動車に取り付けることで楽しめるエンターテインメントグッズ「カー・ぺっと」と「サンクステイル」のふたつを発売する。価格は両製品共にオープンプライスだが、「カー・ぺっと」の参考価格は3,980円。「サンクステイル」の参考価格は4,980円。カー用品専門店やホームセンターのカー用品売場などを中心に販売される。

　同社はカーウィンドウフィルムなどを中心としたカー用品をこれまで取り扱ってきたが、平成15年にタカラと資本関係を結んで以来、ライフエンターテインメント商品を取り扱い、新規事業として模索している。そんな中、「カー・ぺっと」と「サンクステイル」は実用的なだけではない、遊びゴコロ溢れる製品に仕上がっている

【カー・ぺっと】

「カー・ぺっと」はドットちゃんがドライブ診断してくれるというエンターテインメントグッズ。写真ではグルグルになってるのは運転が荒いと言うこと

　「カー・ぺっと」は、自動車に取り付けると搭載した水平センサーで、運転の安全性を診断してくれるというエンターテインメント商品。自動車のダッシュボードなどに設置。セットすると安全性の確認をチェックし始める。例えば急ブレーキを踏むと水平センサーのデータをもとに危険行為と見なしランクが下がってしまう。

　走行中は液晶画面に表示される犬の“ドットちゃん”の表情とカラーランプによって運転状況をリアルタイムに評価。最も高評価である「超ご機嫌 (カラーは青)」から赤色のランプが点滅する「超不機嫌」まで7変化する。「超ご機嫌」になるとファンファーレが鳴って誉めてくれるが、逆に「超不機嫌」となると電子音による不吉な音楽が流れ始める。

　ドライブ終了時にSETボタンを押すと「ドライブ判定画面」となりドットちゃんの表情やコメントでドライブ内容を評価。例えば「グーグー」とコメントされドットちゃんが寝ているグラフィックスが表示された場合、“スヤスヤと寝れるほどに安全運転でした”と言うことになる。このコメントは全20種類用意されており、いい方と悪い方にひとつずつレアコメントもあるのだという。

　このほかにもデジタル時計を表示する「時計モード」があり、時計モードの裏でドライブ判定を行なうこともできるという。この場合、色で運転の安全度を表わしてくれる。

　また、ミニゲームを楽しむことができる。これは相性診断ゲームで、ドットちゃんがおまわりやお手、伏せにおいてどういった行動をするか予想するというゲーム。このミニゲームで良い相性を出すとドットちゃんのご機嫌を取ることもでき、最終的には運転の診断にも反映するのだという。

【サンクステイル】

「サンクステイル」のカラーは、白 (写真上) 、黒 (写真下) 、それとシルバーが用意されている

　「サンクステイル」は、自動車の屋根などに付ける尻尾のようなエンターテインメントグッズ。例えば車線を譲ってもらったときなど車内のリモコンでスイッチを入れると、屋根の「サンクステイル」がフリフリと犬がしっぽを振るように揺れ、感謝の気持ちを相手のドライバーに伝えるというもの。ドライバーや歩行者とのコミュニケーションを促進する意味合いがあるという。

　「サンクステイル」には磁石が3つついているほか、ピッタリと吸い付くようなラバー素材が接地面に付いている。このことにより屋根にピタット貼り付く仕様となっている。カラーは白と黒とシルバーが用意されており、自分の自動車の色にある程度合わせることもできる。

　尻尾の部分はラバー素材でフワットしているが、どうせ“しっぽ”を表現したいというのであれば、ボア素材など本当のしっぽのようなデザインも欲しいところ。晴れの日のみボア素材のしっぽをかぶせるといったアタッチメントのようなシステムも欲しいところが、同社によれば今後対応したいという。すでに計画されていると言うことなので、遠からず発売されるかもしれない。

　なお、「サンクステイル」は「ポストペット」の開発を手掛けた八谷和彦氏との共同開発としても注目を集めている。

□ワコーのホームページ
http://www.k-wako.co.jp/
□「カー・ぺっと」のページ
http://www.k-wako.co.jp/enter/carpet.html
□「サンクステイル」のページ
http://www.k-wako.co.jp/enter/tails.html
□関連情報
【9月7日】東京ビッグサイトで「ギフト・ショー秋2004」開催
ワンちゃんがカメラマン!! トミー「ワンダフルショット」など
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040907/gift.htm

(2004年12月16日)

[Reported by 船津稔]

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