|
「ドラゴンクエストVIII」発売レポート ~池袋編~ |
価格:9,240円
株式会社スクウェア・エニックスのプレイステーション 2用RPG「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」が27日午前7時についに発売となった。池袋では各量販店が販売開始時間として設定された午前7時に開店。早朝の街中に「ドラゴンクエスト」のファンファーレがあちらこちらで鳴り響いていた。
“ドラゴンクエスト”といえば発売される度に行列ができるイメージだが、その元祖とも言えるのが池袋だ。当時はROMカセットの時代でリピート生産が難しく、一度売り切れてしまうと「次回手にはいるのはいつだろう?」といった状況だったため、発売初日に長蛇の列ができあがっていた。
しかし時代は移り変わり、媒体はディスクとなりリピート生産もそれほど困難ではなくなり、さらに最近ではコンビニエンスストアでも販売されるため、発売初日の名物だった行列も解消されつつある。実際、今回の販売に関して販売店側もどれほどの行列ができるのかつかみ切れていなかったという。
その中でも最も行列ができあがっていたのが、ビックカメラ池袋本店。同店では、6時過ぎには店頭に55名くらいの行列ができあがった。先頭に並んでいた板橋区から来たという男性は「0時頃から並んでいます。予約し忘れてしまったので、確実に手に入れるために並びました」とコメントしてくれた。
店頭にはソフト以外にも攻略本やメモリーカード、そしてHORIの「スライムコントローラ」が並べられた。「ドラゴンクエストVIII」のソフトについては、潤沢に用意されていたが、HORIの「スライムコントローラ」については数に限りがあるため、行列に並んでいる人に対し「購入したい方には整理券をお配りしております」といったアナウンスがされていた。
6時30分過ぎに行列は100人を越え、それからはどんどんと目に見えて伸びていった。これは行列を目にすることで、より多くの人が集まってくるという効果があったと思われる。40分頃には150人を突破し、その後もアッという間に200名を越えてしまい、行列はとなりのビルをも越えてしまった。最終的に販売開始後も行列は伸び続け、JRの地下道あたりまで伸びていった。
店員の「あと9分です」、「あと4分です」といったカウントダウンが続いた後、7時についに発売。当初は、店頭に用意された3台のレジにおいて会計を済ませた人からとなりのカウンターでソフトの受け渡しが行なわれるといったシステムだったのだが、販売する数よりも新たに行列に並ぶ人の数の方が上まわり、行列がドンドン長く伸びてしまった。このため店側は、急遽店内の4台のレジもフル稼働させ、次々と販売していった。
以前の行列とは比べものにならないが、それでもなおこれだけの行列ができるほど「ドラゴンクエスト」が支持されているのは、やはり国民的に愛されているソフトだからといえるだろう。
□スクウェア・エニックスのホームページ
http://www.square-enix.co.jp/
□「ドラゴンクエスト」シリーズのページ
http://www.square-enix.co.jp/dragonquest/
□「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」のページ
http://www.square-enix.co.jp/dragonquest/eight/
□関連情報
「ドラゴンクエストVIII」記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/news/dqlink.htm
(2004年11月27日)
[Reported by 船津稔]
GAME Watchホームページ |
|