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スキャンソフト、音声の高機能認識技術が
GC「マリオパーティ6」に採用

11月18日 発表

【マリオパーティ6】
発売中 (任天堂)

価格:5,800円

 スキャンソフト株式会社は、11月18日に発売となった任天堂株式会社のゲームキューブ用パーティゲーム「マリオパーティ6」に、同社の音声認識技術「Scansoft Games ASDK for NINTENDO GAMECUBE」が採用されたと発表した。

 スキャンソフトは音声認識エンジンとして有名なソフト「ドラゴンスピーチ」などをリリースしている企業。ゲーム・アプリケーション・ソフトウェア開発キット「Games ASDK」は、音声認識ライブラリを最適化することで認識スピードを高速化し、アクションゲームでの使用にも問題なく対応できるようになったという。

 音声認識エンジンにはカーナビなどでも使用されている「Scansoft ARS1600」を採用。言語データには成人男性、成人女性、子供の声が登録されており、それぞれ認識率を高めている。同社によれば、音声認識技術をゲームに組み込むことによって、ゲーム体験をより深めることができるとしているほか、話すことで複雑な操作を実行でき、ゲーム環境と自由に対話することで新しいゲームジャンルの創出が可能としている。この音声技術をゲーム各社に販売し、2005年には10タイトルに採用されるよう目指すという。

 「マリオパーティ6」は、すべて新作となるミニゲームを80種類以上収録。マイクデバイスを同梱しており、コントローラを使用せずに声による操作が可能となっている場面もあるため、コントローラ捌きに不安のあるプレーヤーでも楽しむことができる。

【マリオパーティ6】
「マリオパーティ6」ではマイクを使ったゲームが収録されている。スクリーンショットはマイクでクイズに答える マイクでシューティング。1人がマイクを使い、ほかの3人がコントローラを操作する マイクでゴーゴー。マイクでキャラクタを操作する。「ゴーゴー」とマイクを使って指示すると前に進む


(C)2004 Nintendo (C) 2004HUDSON SOFT

□スキャンソフトのホームページ
http://www.scansoft.co.jp/
□ニュースリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=86807
□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□「マリオパーティ6」のページ
http://www.nintendo.co.jp/ngc/gp6j/

(2004年11月18日)

[Reported by 船津稔]


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