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SCEJ、PSPの映像を体感できる |
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、11月15日から東京と大阪の一部の駅において12月12日発売予定の携帯型ゲーム機「PSP (プレイステーション・ポータブル)」の実機を展示する広告展開を開始した。16日から名古屋、19日・20日から大阪ののこりの駅でも同様の広告展開がスタートする。
PSPについては、その画面の大きさ、美しい液晶表現、迫力の3D映像などが大きな特徴として挙げることができるが、写真やテレビなどでは本来の魅力がリアルに伝わらないと考えた同社は、より多くの人にPSPの実際の映像を見てもらうことで、魅力を伝え、認知度を向上させるために今回の広告展開を企画した。
実施初日となった15日の新宿駅では実機が展示されるとあって、警備員が広告の周りに配置され、目を引く展開となった。実機は電源が接続され鍵付きのクリアケースに収められていた。実際にプレイすることはできないが、その映像の迫力は体感できる仕組みとなっている。新宿駅には8台の実機が置かれ、「みんなのGOLF ポータブル」、「どこでもいっしょ」(以上SCEJ)、「リッジレーサーズ」、「ことばのパズル もじぴったん」(以上ナムコ)の4タイトルの映像が流されている。
取材時間が14時ということもあり、通行人は学生など若い年齢層よりは、取引先に急ごうとするサラリーマンや年輩の方が多かったが、PSPには興味津々と言ったところ。報道陣が集まっていたと言うこともあり、複数の通行人から「これなんですか?」と聞かれることも。「近日発売となるゲーム機ですよ」と説明すると、感心して画面を眺めていた。そういった意味では認知度は向上したといえるだろう。
また、30歳台のサラリーマンなどは「画面綺麗だなー」と感心した面持ちで知人と話しながら、購入計画について会話を交わす場面もみられた。やはり画面を見つめていた女性は、そばのポスターを見て価格が税込みで20,790円であることを知ると、「安いねぇ」と思わず話していた。
プレイできないのは残念なところだが、「リッジレーサーズ」の画面などPSPの迫力ある画像を体感することは十分可能だ。いつまででも見続けることができるので、これまで展示会などで見ることができなかった人にはこの機会にぜひともチェックしてみていただきたい。
取材時間が14時頃であったため、通行人は、比較的サラリーマンを中心とした高年齢層が多かった | さすがに警備員が配置され、携帯電話などでの接写などは断わっていた |
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.playstation.jp/
□PSPのページ
http://www.playstation.jp/tgs2004/psp_spec.html
□関連情報
「プレイステーション・ポータブル」記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/news/psplink.htm
(2004年11月15日)
[Reported by 船津稔]
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