【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

ナンジャタウンの「ロールケーキ博覧会」明日より開催
約150種類ものロールケーキが登場!

10月15日より 開催

料金:大人300円、4歳~小学生200円
   (ナンジャタウン入園料として)


所狭しと並ぶロールケーキの数々。1切れならまだしも、長いロールを含めると完全制覇への道は険しそうだ
 株式会社ナムコが運営するテーマパーク「ナンジャタウン」にて、10月15日より「ロールケーキ博覧会」が開催される。そのオープン前日となる14日、メディア向けの内覧会が実施された。

 ナンジャタウンではエンターテインメント系テーマパークのプロデュース集団「チームナンジャ」の手により、プリンやチーズケーキ、中華まんなど、さまざまな食べ物をテーマにしたデザート博覧会が開催されている。そして第8弾となる今回のテーマは「ロールケーキ」。最近はちょっとしたブームになっているらしく、ロールケーキ専門店も登場するなど、洋菓子の中でも、今ではプリンやシュークリームと肩を並べるほどの地位を獲得したとか。

 さて、今回の博覧会で、チームナンジャが集めたロールケーキは約150種類。老舗や名店の数量限定ロールケーキをはじめ、日本各地のご当地ものや素材にこだわったロールケーキ、世界の定番ロールケーキなどを、取り揃えているという。

 ロールケーキ博覧会は、シュークリーム畑の隣のスペースに、ロールケーキをずらりと並べて展示、販売している。今回は特に厳しい数量限定などはないので、落ち着いて買い物できるだろう。ほかにも、プレゼントが当たる「ロールケーキクイズ」や、グランプリには賞金5万円と食べ放題の「ロールケーキレシピ&フォトコンテスト」も実施される。

 また、開催期間中は「東京シュークリーム畑」や、「イタリアントマト」、「イル・プルチーノ」、「焼窯ベーカリー」、「お化け屋」などでも、ロールケーキメニューを期間限定で販売しているので、そちらもチェックしてみてはいかがだろうか。


■ ロールケーキの枠を超えたロールケーキ

 ロールケーキのイメージというと、記者の中では「平べったいスポンジケーキにクリームを載せて、くるくるとロールしただけのシンプルな洋菓子で、洋菓子の中でも安価でコストパフォーマンスに優れた食べ物」という認識。これにせいぜいトッピングを加える程度だから、あまり見た目の違いがないのでは? という考えとともに取材に赴いた。

 ところがこの博覧会では、そんなイメージを覆すようなロールケーキがいくつも並んでおり、正直驚いた。中には、ロールケーキに含まれるのか微妙なものもあるが、細かいことは気にせずにご覧いただきたい。ここで紹介した以外にも、備長炭を練りこんだものや、トマト、レタス、イカスミなど、ご当地独特の素材を活かした珍しいロールケーキもあるので、訪れた際にはぜひともチェックしてみてほしい。

 もちろん、スタンダードなロールケーキも、多数揃っているので、家族連れでも安心して訪れていただきたい。

北海道「札幌クレープロールcake」の「サンタクリーム」。みそ、塩、醤油味があり、気分は札幌ラーメンとのこと。ロールケーキというよりはクレープ巻き 静岡県「シェ・ワタナベ」の「おにぎり君」。おにぎり型というユニークな形状のロールケーキ。中には梅干を模したワイルドストロベリーが入っている 福岡県「博多フードパーク納豆家 粘ランド」の「納豆チョコロール」。もはやこの手のイベントの定番となった感さえ漂う納豆入りのロールケーキ。スタッフによると「納豆のネバネバも残しつつ、納豆の苦味とチョコの甘さが合わさって程よい味わい」とのこと
「神戸バウムクーヘン」。これはロールケーキなのか甚だ疑問ではありますが、ロールしていると言われればたしかにそうなのですが…… スペインの「ローラーキャンディ」。渦巻状にくるくると巻いたストロベリーサワー味のキャンディ。すでにケーキですらないような気もします 山口県「ほうえい堂」の「かすてらせんべい」。カステラとせんべいを合わせてロールしたロールケーキ。せんべいの食感だそうだが、何より特筆すべきは、切るための「のこぎり」付き! ナイフや包丁じゃ切れないんですね





■ 恒例の「食べてみました」

 やはり試食するからには、おもしろいものをチョイスしてみたくなったのですが、ロールケーキではすぐにお腹がいっぱいになってしまうことが予想されたため、1つは無難なものにしてしまいました。


東京都「GINZA PAFF PAFF」の「串パフ」。どう見ても「串かつ」を意識しているとしか見えませんが、銀座ではこれを持って歩いているOLさんたちがいるのでしょうか
 まず、1個目に選んだのは、東京都「GINZA PAFF PAFF」の「串かつ」ならぬ「串パフ」。洋菓子に竹串という、よく言えば和洋折衷な取り合わせという、これは、プチシューとプチロールケーキが交互に竹串に刺さっている品。スタッフによると、お手軽さがウケて、銀座のOLたちに人気なんだとか。

 「串パフ」と一緒にフォークも渡されたのだが、ここはやはり串にがぶりつくのが正しい食い方だろう。実際に食べてみると、味は普通の生クリームシューとロールケーキでしたが、とても食べやすいです。1個1口ペースで4口であっという間に完食。これはたしかに、甘いものが食べたくなったときに、さっと買って食べるにはちょうどいいかもしれません。

 ただし、食べるときには串を垂直にしない方が良いです。ケーキもシューもやわらかいせいか、食べている最中、手の方に少し滑り落ちてきていました。


北海道「サン・ドミニック」の「ルーロー・オ・フリュイ」。見た目は一般的なロールケーキだが、中にはフルーツがいっぱい詰まっている贅沢な一品
 あまり狙ったものばかりというのもどうかと思われたので、スタッフの中で1番人気という、北海道「サン・ドミニック」の「ルーロー・オ・フリュイ」を試食してみました。

 外側まで生クリームに覆われており、最初に見たときにはかなり甘そうと予想していたのですが、一口食べてみると、これがほどよい甘さ。スポンジ部も甘さはしつこくなく、食感はしっとりしていて、フォークで簡単に切り取れるにもかかわらず、崩れることもなく、とても食べやすい。

 そして中のクリームには、最初は2種類のフルーツのように見えていたのですが、ブルーベリーをはじめ、さくらんぼ、みかんなど6~7種類のフルーツが詰まっていました。大きさもこの写真ではわかりづらいですが、ショートケーキよりもボリュームあります。スタッフ1番人気というのもうなずける美味しさでした。


神奈川県「箱根ビール蔵」の「海のチーズケーキ」。見た目は「伊達巻」だが、味も「伊達巻」に近い
 最後におみやげとして買って来た、神奈川県「箱根ビール蔵」の「海のチーズケーキ」。魚のすり身が入っているチーズケーキで、製造元は、かまぼこを作っている工場で作られているという。

 長いロールのまま売られているので、編集部で箱から取り出して切ってみたところ、「伊達巻」。スタッフにもそう教えていただいていたのですが、誰がどう見ても「伊達巻」です、これは。香りもどことなく磯の香りがただよってくる気がします。さて、そのお味はというと、「チーズ風味の伊達巻」という表現がぴったりでした。

 ロールケーキ博覧会は、来年の1月31日まで開催されているので、お正月のおせち料理に忍ばせてみるのもおもしろいのでは? と考えてしまいました。


 並んでいるロールケーキの値札を見ると、長いロールのままで400円前後からあるなど、量の割りに安価で販売されているので、懐具合をそれほど気にせずに楽しむことができるだろう。家族や友人を連れて、ロールケーキを分け合って、より多くの種類を堪能してみていただきたい。

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ナムコ・テーマパークのページ
http://www.namco.co.jp/tp/
□関連情報
【7月21日】ナムコ、「東京シュークリーム畑」をナンジャタウンで展開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040721/nanja.htm
【6月11日】ナンジャタウンの「プリン博覧会」明日より開催
前回を上回る約200種類のプリンが登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040611/purin.htm
【3月16日】ナムコ、ナンジャタウンにて
「チーズケーキ博覧会」を3月17日から開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040316/nanja.htm
【2003年6月13日】ご当地限定のプリンがたくさん!!
ナンジャタウン「プリン博覧会」開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030613/prin.htm

(2004年10月14日)

[Reported by 滝沢修]


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.