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【東京ゲームショウ2004】東京ゲームショウ2004開幕。SCEJが「PSP」をついにお披露目 |
会場:日本コンベンションセンター(幕張メッセ)
入場料:1,200円(前売1,000円)、小学生以下無料
ゲームユーザーをはじめとした一般層に向けてのゲーム関連の展示会としては、世界最大規模となる「東京ゲームショウ2004」が9月24日開幕した。開幕初日となる9月24日は終日ビジネスデーで、マスコミ関係者や流通関係者などに向けて、新作の展示のほか、各社の発表会などが行なわれている。会期は9月26日までで、25日、26日の開催時間は10時から17時までだがこれはあくまでも予定で、開場時間が繰り上がる可能性もある。
今年、最も大きな話題はなんといってもソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション・ポータブル (PSP)」を実際に触ることができるという点につきるだろう。実機が展示されるということもあり、この冬の発売を目前に控え、ハードウェアのスペックだけではわからない、触り心地とその画面の美しさや大きさの迫力をぜひとも体感して欲しい。また、対応ソフトはSCEJブースだけでなく、各メーカーにおいても一部展示を行なっているメーカーがあるため、あちこち細かくチェックしていただきたい。
新ハードウェアの出展は、もちろんそれだけでビッグニュースだが、今回の東京ゲームショウはそれだけでは終わらない。というのも、この冬に向けて発売が予定されているビッグタイトルの出展が相次いでいるためだ。スクウェア・エニックスのブースでは「ドラゴンクエストVIII」が、コナミのブースでは「METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER」が、SCEJブースでは「グランツーリスモ4」、Xbox「Halo2」が出展されている。いずれもミリオンクラスを軽々とクリアできるタイトルばかりで、それらをいち早くプレイできるという点で注目だ。
さらに、ここ数年どんどんと影響力を増しているのがネットワークゲームだ。ひと頃のMMORPGブームは、ブームで終わらずすでに潮流となり、東京ゲームショウ2004でも数多くのタイトルが出展される。すでに発表されているタイトルから未発表タイトル、そして、βテストのアカウントの配布など、ユーザーにとっては見逃せないイベントも各ブースで企画されている。ちなみに、8月に発表されたセガの「シェンムーオンライン」に関する発表会も24日に予定されている。
新作タイトルを挙げていくとビッグタイトルだけでなく、注目タイトルはそれぞれのファンにとって千差万別だが、そのすべてがここに集まっていると言っていい。新作をいち早くプレイできる機会としてぜひとも注目していただきたい展示会だ。3日間にわたって各ブースでは新作の発表や、制作者自身が登壇しゲームを解説する機会が用意されている。弊誌では順次お伝えしていくので楽しみにして欲しい。
SCEJブース。開幕直後のため人は少ないが、会期中は混雑必死。試遊台のほか、コンパニオンさんがPSPを持っている | 通路側でムービーの上映も行なっているコナミの「METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER」。向かい側はセガサミーとスクウェア・エニックスのブースでこちらも混雑している | Xboxの「HALO2」コーナー対戦がたっぷり楽しめる |
(2004年9月24日)
[Reported by 船津稔]
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