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タイトー、時を操るガンアクション |
価格:7,140円
株式会社タイトーは、プレイステーション 2用アクションシューティング「ツキヨニサラバ」を今冬に発売する。価格は7,140円。
「ツキヨニサラバ」の世界観は一言で言うとハードボイルドな男の世界。登場するキャラクタは個性豊かで、超人的な能力プラス“銃”をメインとしたアクションシューティングゲーム。最大のポイントはスローモーション効果、ストップモーション効果を使用した銃撃戦にある。
登場キャラクタ達は「特殊能力」の持ち主で、自在に時間の流れを遅くしたり止めたりする能力を持っている。この能力を使うことでプレーヤーが操作するキャラクタ以外の時間がスローモーションの世界になってしまう。これにより、大量に迫り来る銃弾を避けたり、動けなくなった敵を一方的に倒すことができるという。
また、時を操る能力以外の能力を持つキャラクタ達も登場する。特殊能力はゲーム中では「スキル」と呼ばれ、スキルはストーリーの進行などによって新たなスキルを入手したり、スキルのランクを上げることができる。スキルの組み合わせなどもあり、プレーヤーの思うままにキャラクタを成長させることが可能。スキルは、大量の敵を一掃したり、完全な無敵状態になったり、複数の敵を同時に攻撃したりと多種多様で、これらのスキルをいかに使いこなすかがゲームの進行のカギとも言えるのではないだろうか。
最初にも述べたが、「ツキヨニサラバ」の世界はクールな男の世界。シナリオは「幻想水滸伝」シリーズを手がけてきた村山吉隆氏、キャラクタデザインには「スプリガン」、「ARMS」などのヒット作を描いてきた皆川亮二氏、音楽は光田康典氏(代表作品は「クロノ・トリガー」、「ゼノギアス」など)、東野美紀氏(村山氏とは過去に何度もコンビを組んだ旧知の仲)。シナリオ、キャラクタ、音楽、この3つが相俟って“かっこよさとはこういうものだ!”というシチュエーションがゲーム中の様々な場所にちりばめられている。
【スクリーンショット】 | ||
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実際のゲーム画面を見てもらえばわかるが、派手の一言に尽きる。演出的にはジャンルは異なるが映画「マトリックス」のような雰囲気を感じさせる |
【プレストーリー】 |
クロウとジェーダスは、イタリア・ローマで勢力を伸ばすマフィア組織「トニーオ・ファミリーのヒットマンとして“汚い仕事”を任されていた。 幼少時代に母親を失い、身寄りのなかったクロウは母の懇意にしていたパパ・トニーオに引き取られ、そこで育ち、そして月日がながれ、クロウは組織の一員となっていた。 クロウは、だたひとつの望みを胸に育ってきた。それは「母を殺した男への復讐」。そして、彼にはひとつの秘密があった。 「特殊能力者」の力。ファー・シーアー(予言者)として有名だった母親が流した血に触れた瞬間、彼のその才能は目覚めた。 彼には、人の一呼吸を永遠の長さと感じる能力があった。そして、その力は彼を一流のヒットマンとして育てていった。「復讐」を抱いたまま。人を寄せ付けずに育ったクロウにも、相棒ができた。フランスから逃亡してきたジェーダス、彼はクロウに「プロとしての銃の扱い方を教えた。
そして、物語は静かに幕をあけた。
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■ 主な登場キャラクタ
【クロウ】
占い師で(ファー・シーアー)あった母親が、その血を狙った特殊能力者によって殺害される。このとき、母親の血によって特殊能力者としての能力に目覚める。その後、母が懇意にしていたマフィアのボスに引き取られ育てられる。成長するに伴って特殊能力者の能力を発揮させていったクロウは、やがて組織の中でも腕利きのエージェントとして頭角を現すようになる。クロウというあだ名は、この頃につけられたもの。
【アリス】
早くに両親をなくし、アリスは祖父の元で育ち、祖父を慕っていた。元軍の高官であった祖父は何者かに殺され、彼女自身も追われる身となってしまう。
【オープニングムービー】 | ||
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オープニングはどのシーンを見てもシビレるほどのかっこよさが前面に出ている |
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□ブルームーン・スタジオのホームページ
http://www.bm.ai/
□関連情報
【9月17日】タイトー、PS2「ツキヨニサラバ」インタビュー
ブルームーン・スタジオ代表/企画・シナリオ 村山吉隆氏
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040917/tukiint.htm
(2004年9月17日)
[Reported by 志賀康紀]
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