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「第42回アミューズメントマシンショー」
ブースレポート ~バンプレスト編~
「機動戦士ガンダムバトル・オペレーティング・シミュレーター」に注目

9月2日~4日 開催 (一般公開日は9月4日)

会場:東京ビッグサイト

入場料:700円(前売)、1,000円(当日)
小学生以下、60歳以上は無料


■ 機動戦士ガンダムバトル・オペレーティング・シミュレーター

 バンプレストのイベントステージで行なわれるニューラインナップ紹介の中でも目を引いたのが、「機動戦士ガンダム バトル・オペレーティング・シミュレーター(G-S・O・S)」。これは仮想空間内の戦闘訓練で、与えられたミッションをクリアしてクラスの昇級を目指していく、ガンダムの操縦シミュレーター。「キャラホビ2004」では映像展示のみだったが、今回は試遊筐体での実体験が可能だった。ブースには試遊筐体が4台設置されていた。

 ステージ上では、アニメ「機動戦士ガンダム」の地球連邦軍の制服を身にまとったコンパニオンによって、ステージイベントの進行が行なわれた。使用基板はChihiro。

 ミッションをこなしてクラスが昇級していくと、より高度な機体が操縦でき、新しい武器が扱えるようになっていくという。プレーヤーのレベルに応じたミッションが用意されており、初級では基本動作、中級は単純なミッション、上級では複合的になったミッションをこなしていく。

 コンパニオンの号令によって、ステージの右手から回転床に乗った、コックピットタイプの筐体が登場。特徴的な筐体や、操作についての説明が行なわれた。筐体は、画面手前にツインレバーがあり、レバーとレバーの間にはICカード(本日はICカードを使ったプレイはまだ行なえなかった)の挿入スロット、足元には右足の方にのみペダルがある。足元にペダルがあるため、椅子は、レバーを引いた状態でスライドさせて好みの位置に移動させられる。

 移動操作は、2本のレバーを両方同時に前後左右に倒せば、倒した方向へ移動。ジャンプはペダルを使用して行ない、ペダルのみで小ジャンプ、スティックを左右に開いてペダルを踏めば大ジャンプとなる。また、地上でペダル入力と移動操作を行なうとダッシュ移動を行ない、空中で移動操作を行なうと飛行が可能となる。そして攻撃操作は、右レバーのトリガーがビームライフル、親指がバルカン。左レバーのトリガーがビームサーベルで、親指がガードとなっている。

地球連邦軍情報士官ヤハギ中尉(中央)がアナウンスを担当 ヤハギ中尉の号令によって、ステージ上に筐体が登場 6種類のステージが、イメージボードの画像と共に紹介された
使用できる味方MSと敵MSの紹介に続けて、下士官たちが実際にプレイにあたる様子。そのプレイ画面をステージ上の画面で放映しながら、上官による画面説明が行なわれた


 使用できる味方のモビルスーツ(以下MS)には、ガンダムやガンキャノン、GMに加え、NT-1 アレックスも使用可能。対する敵MSは、ザクII、リック・ドム、ズゴック、ゲルググ、グフなどが登場するという。CPU戦の他、対戦モードでは対戦も可能。敵MSも操縦できるのか、などの詳細はまだ不明だが、開発度は30%となっていた。

 用意されているステージは、地下基地戦、地上廃墟都市戦、コロニー市街地戦、小惑星基地戦、地上市街地戦、地球軌道上戦の6つ。地球軌道上戦では重力の影響を再現しているため、誤って大気圏に入らないように注意が必要だという。

 またICカードシステムの採用によって、カードを使ったプレイでは、戦闘履歴や獲得した機体や武器などを保存し、ゲームの続きからプレイすることができる。また、カードのデザインにも種類があるということなので、それ自体をコレクションするのも楽しめそうだ。

 コンパニオンが90秒タイムトライアルのプレイを行なうのに合わせて、ステージ中央のモニターで画面の解説が行なわれた。その後、イベントを見ている来場者から対戦者を2人ずつ募って、ステージ上で90秒タイムトライアルで成績を競うイベントが行なわれた。敵を倒した数が勝った人には、ガンダムフィギュアがプレゼントされた。

 発売は2005年春だという。

画面中央にラインで描かれたサークルがあり、このサークルに掛かる右上のゲージがビームライフルのエネルギーゲージ。左上のゲージはガンダム自身のゲージで、真っ赤になるとしばらく動けなくなる ニューラインナップ紹介は初日に4回行なわれ、その都度イベントステージ上では観客同士の熱いバトルが繰り広げられた。見事勝利した人にガンダムフィギュアが贈られた


(C)創通エージェンシー・サンライズ



■ データカードダス ドラゴンボールZ

 カードダスのカードをそのままリーダーで読み込み、対戦プレイができるという新機軸のゲーム機。ガチャガチャでただカードを引くだけではなく、さらにその場でビデオゲームとして遊べる付加価値をプラスした意欲作だ。

 ゲームは3つのボタンを使ったいわゆる「三すくみ」のシンプルなシステムなので、低年齢層でもすぐに理解できる内容だ。また、カードはゲームの勝敗に関わらず、必ずもらえるようになっているのでハズレは一切ない。しかも、2人対戦プレイ後であれば2人分のカードが排出されるという親切設計になっている。

 2005年春の発売を予定しているが、稼動が開始されればキッズ層にブレイクの予感大だ。

筐体の中央部にあるカードリーダーでデータを読み込む。カンタン操作で白熱バトル、プレー後にはカードダスがもらえる


□バンプレストのホームページ
http://www.banpresto.co.jp/
□アミューズメントマシンショーのホームページ
http://www.am-show.jp/
【8月31日】「第42回アミューズメントマシンショー」
9月2日開幕! 各社の出展情報を総まとめ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040831/amshow.htm
【8月21日】キャラクター&ホビーイベント「キャラホビ2004」開幕
PS2「絢爛舞踏祭」やAC「GUNDAM Battle Operating Simulator」など
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040821/chara.htm

(2004年9月2日)

[Reported by 鴫原盛之]

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