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第42回「アミューズメントマシンショー」セガブースレポート |
ゲームの操作系は、筐体前面のタッチパネルとクラブスイッチのみ。メニュー、スタンス、クラブやショットの種類などをタッチパネルで選択。スイングはクラブスイッチで強弱をコントロールする。コインを投入すると、プレーヤーには“12ストローク(打)”が与えられ、規定数のストロークを使い切るとゲームオーバー。コインを再投入すれば継続でき、専用ICカードがあれば後日そのストロークからゲームが再開できる。専用ICカードには、成績、ランキング、キャラクタなどの個人データが保存可能。
「全国データ対戦モード」では、ゲーム開始時に同程度の腕前を持つプレーヤーのライバルデータ3人分がマッチングされ、最終18ホールまで一緒にラウンド。「公式大会モード」は、定期配信されるイベントに参加して開催中のスコアを競い合う。「店内対戦モード」は、同じ店舗内のプレーヤーと対戦できる。コースはゲームオリジナルの「シーサイドコース」のほか、「太平洋クラブ・御殿場コース」、「セント・アンドリュース」の計3コースから選ぶことができる。今秋稼動予定。
■ ゴースト・スカッド
サブマシンガン型のガンコントローラーで、画面内の敵を攻撃。コントローラーには、トリガーのほか、射撃方法を変えるショットセレクター、イベントなどで使うアクションボタンが付属。ショットセレクターは、押すたびに「単発」、「3連射」、「フルオート射撃」がローテーションで切り替わる。頭部を狙う「HEAD SHOT」などの特殊攻撃を成功させると、画面内の「GSメーター」が増加。最大になるとフルオート弾丸が補充される。
本作は、専用ICカードを購入することでアイテム、階級、ステージレベルなどの個人データが記録可能。階級があがるとコスチュームや武器などが変更可能になり、個性的なスタイルでゲームがプレイできるようになる。ゲーム終了時に表示されるパスワードを公式サイトで入力すれば、インターネットランキングに参加が可能。今秋稼動予定。
■ オシャレ魔女 ラブ and ベリー
ゲームは着せ替えステージとダンスステージの2部構成。着せ替えステージでは、3Dポリゴンで描画された主人公の女の子キャラクタを「オシャレ魔法カード」でコーディネイト。これで基本ポイントとなる“オシャレパワー”を決定するが、センス良くコーディネイトするほど評価ポイントが高くなる。
ダンスステージは、音楽のリズムにあわせてボタンを押す“音楽ゲーム”スタイル。タイミングが合っていれば、オシャレパワーに応じて“いけてる度”がアップ。“いけてる度”がライバルキャラクタより大きければ「相手より目立つことができた」として勝者となる。
本作はセガブース中央に1台しか出展されていないため、一般日は相応の混雑が予想される。気になる人は、早めにチェックしておいたほうがいいかもしれない。ちなみに、本作はあくまでも“女児”がメインターゲット。後ろに“小さなお友だち”が並んでいたら、大きいお友達は素直に譲ってあげるのが人間としての常識。くれぐれも張り付いたりしないように! 今秋稼動予定。
(C) SEGA,2004
■ 頭文字D ArcadeStage Ver.3 for CYCRAFT(仮称)
サイクラフト自体は、これまでにも「club kart. ヨーロピアンセッション」と「F-ZERO AX」をインストールしたバージョンがプライベートショーなどで公開されてきた。いずれも注目度は高かったが、今回は幅広いファン層を持つ「頭文字D ArcadeStage Ver.3」がインストールされているとあって、来場客の食いつきが格段に違っていたのが印象的。
激しく稼動する筐体、疾走感に溢れる画面、心拍数を高めるユーロビートのリズムが渾然一体となって来場客を捉えるのだろうか。サイクラフトと「頭文字D ArcadeStage Ver.3」の相性は、非常に素晴らしいものがあるといえそうだ。ただひとつ残念なのは、本作が参考出展であることと、安全面の配慮から身長140cm以下の人はサイクラフトに乗れないということだ。コアなファンを多数擁する作品だけに、無念の涙を飲む人も少なくなさそうだ。
(C) しげの秀一/講談社
(C) SEGA,2004
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■ その他の主な出展タイトル
【ビンゴパレード】 | 【MELTY BLOOD Act Cadenza】 |
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電飾とLEDによる華やかな演出が楽しめるシリーズ第3弾。メダルは1枚からBET可能。ゲーム進行ボイスを担当するのは、人気声優の古川登志夫氏。今冬稼動予定 | PCゲーム「月姫」をモチーフにした2D格闘ゲーム。ストーリーはゲームオリジナル。監修はTYPE-MOONが担当。参考出展 |
(C) SEGA, 2004
(C) SEGA ,2004 (C)1996JFA
(C)2002JFA.MAX
□アミューズメントマシンショーのホームページ
http://www.am-show.jp/
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□セガ アミューズメント情報のページ
http://am.sega.jp/
□関連情報
【9月2日】第42回「アミューズメントマシンショー」開幕。ビデオゲーム大型注目タイトル発表
http://watch.impress.co.jp/docs/20040902/am1.htm
【8月31日】「第42回アミューズメントマシンショー」9月2日開幕! 各社の出展情報を総まとめ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040831/amshow.htm
(2004年9月2日)
[Reported by 豊臣和孝]
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