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■ Ver1.30「混沌の宴」新規カード考察
 先月末から「混沌の宴」の稼動が開始されたことにより、35枚の新たなカードが追加された。今回は「混沌の宴」の中で現在の戦線に影響を及ぼすカードや要注目カードについて考察していきたい。既存のデッキタイプはもちろんのこと、新しいデッキタイプを構築する一助となれば幸いだ。

■ 黄属性カード
サイロン

 能力的に対となる「ブルホーン」と同様に使いづらい印象があるかもしれないが、即死効果を持つ強力モンスターである「ポイズンスパイク」対策としては優秀。とはいえ「フェレット」を支援に使われると、先制でかつ攻撃値が0にならないため、万全とはいえない。



プリティベル

 見た目のかわいさから思わず使用したくなってしまうカード。無属性移動2、攻撃値16と能力的にもまずまずだが、テレポートをコンセプトにした、「カルト・ホール」をアタッカーに据えたデッキで真価を発揮するだろう。



ケルベス

 攻撃力付きの「アーマジロ」と考えてもらうとわかりやすいだろう。重要なのは先制付きであること。つまり耐久値を上げるか攻撃値を上げるかの2択を迫ることができるのだ。また邪心族であることから、「新たなる召喚」の中でも屈指のアタッカーである「スタッブスポーク」の戦闘支援として使えることも覚えておいて欲しい。



カルト・ホール

 超強力アタッカーの「メカニモンク」や「カリバーホーン」に次ぐホープとして期待が集まっているモンスター。先のモンスター達が移動数、配置数に影響されるように、「カルト・ホール」は手札所持時のテレポート数が影響するのだ。移動数や配置数に比べると使い勝手が悪いことは否めないが、その穴埋めといわんばかりに「避け無効」が付随されていることに注目して欲しい。「カルト・ホール」を主軸に据えた「ライフルーツ」とのコンボデッキが今後、要警戒デッキの1つとなるかもしれない。

■ 青属性カード
シーカッター

 対象が相手デッキになった「スカルマン」。「シーカッター」の能力を使用された相手はデッキが1周するまで戦闘支援が使いづらくなることはかなりのメリットだが、相手のデッキに充分な支援が入っていない、もしくは残されていない可能性を考えると使いづらさも否めない。メインデッキに投入するよりも、対策カードとして活躍するモンスターだ。



レッドズワイ

 デッキに充分な支援さえ残されていれば、コモンのアタッカーではかなり優秀な部類に入るだろう。侵略戦闘時はもちろん、ホルダー時の防御戦闘でも活躍できる万能モンスターだ。



ネオン

 サーチカードとしては「ディープシーカー」に次ぐ有能なモンスターだろう。サーチ能力では「ディープシーカー」に劣るものの、移動や攻撃にも使えるのでどのデッキタイプでも安定して活躍できるはずだ。



ムチュゴロウ

 一見すると何のための能力なのかわかりづらいかもしれないが、特定のカードと組み合わせることで爆発するコンボカードなのだ。中でも最も強力と思われるのが「古代の歩兵」の能力で捨て山にあるモンスターを強化後、「ムチュゴロウ」によりデッキと捨て山を入れ替えるコンボだ。ゲームに参加しているプレーヤーのうち誰かが「ムチュゴロウ」を使っていたら、まずは「古代の歩兵」とのコンボを警戒する必要がある。



オオサン

 珍獣デッキのファンには朗報ともいえる「オオサン」。難しい仕込みもいらずわずか1ターンで強力モンスターを誕生させられる。珍獣デッキは「新たなる召喚」、「混沌の宴」で立て続けに強化されたことで、もはや単なるファンデッキとあなどれない存在となった。



シーワーム

 竜族、亜竜族を対象にした育成モンスターだ。育成カードでありながら手札に限定されているので使いづらく感じる方も少なくないと思うが、「ブラッギス」や「アーマトード」などの2属性4マス移動ができるモンスターを中心に移動デッキとして構築し、コンボ完成の成否に関係なくアタッカーとして活躍できる「レッド・アイズ」を投入すればかなり強力なデッキといえる。

古代の歩兵」で捨て山のカードを強化し、「ムチュゴロウ」でデッキに戻すコンボが強力 竜族・亜竜族を強化する「シーワーム」。単体でも強力な「レッド・アイズ」と合わせて使いたい

■ 赤属性カード
レッド・ジュエル

 相手モンスターの能力をコピーするという、非常に面白いモンスター。その時の状況にもよるが、攻防共に安定して活躍できるモンスターだろう。



バスタートル

 戦人族を使用するデッキではかなりの強さを発揮するモンスターだ。基本的な移動デッキにおける「チャリオ」や「ストラグラー」などが戦人族なので、そこに組み込んでいくという手段が考えられる。



ボルカノ

 単体としても優秀なモンスターだが、特に先制デッキにおける優秀なアタッカーとなる。「新たなる召喚」までは「スカルマン」対策として優秀な「ダゴナイト」を採用していたと思うが、「混沌の宴」導入後はこの「ボルカノ」と入れ替えてみてもいいだろう。



レッド・アイズ

 使用感覚としては「フィフティニー」に近いモンスターだ。支援未使用時の耐久値である25は、通常のモンスター(攻撃値14~18)に「避け無効および攻撃値+6」を支援されても対応できるため心強い。つまり、こちらが戦闘支援も持っていなくとも、相手が戦闘用のモンスターか戦闘支援カードを持っていないとほぼ対処されないため、ほこら到達時などの防衛戦にも役立つ。

■ 緑属性カード
ナイトキャット

 見てわかるとおり珍獣族に対する対策モンスターだ。エキスパンションの追加で珍獣デッキが強化されたのは確かだが、露骨に対策するほどの強さではない。とはいえ、あまりに珍獣デッキが流行している地域ならばデッキに投入してみるといいだろう。



ワーム

 配置数を増やしながら、その場に応じて必要なモンスターをサーチできるのは頼もしい。また、対戦相手のデッキを確認することもできるので、配置数が影響するデッキではお世話になることも多いだろう。



時空の歩兵

 他の歩兵シリーズと比べて格段に強力な能力を持つ。育成の対象となる戦人族自体に強力なモンスターが多く、仕込みにも1ターンから2ターンあれば充分だ。基本値が上昇するので「封じ込め」も通用しない。今後は要警戒デッキの1つとなるだろう。

配置した「時空の歩兵」を繰り返し通り過ぎることで、戦人族を大幅に強化できる。さらに戦人族には「聖騎士の紋章」という強力な支援も用意されている

■ マップ上魔法カード
死人召喚

 さすがに対象を選ぶことはできないが、どのデッキでも使いやすいことは間違いない。特に「レッドザガ」とのコンボは「ディープシーカー」にも引けを取らないカードアドバンテージを供給してくれるだろう。

レッドザガ」で移動して「死人召喚」を引き、即座に使用してモンスターカードを入手。手札枚数を減らさず移動できる強力なコンボ

■ 戦闘支援カード
覚醒

 「新たなる召喚」稼動以降、強力な支援効果である「避け」の対策として「避け無効」が基本的な読み合いとなる中、それとは軸をずらした「光の盾」の活躍が目立つようになってきた。こうなってくると「覚醒」は非常に頼もしいカードとなってくる。アヴァロン同士の対決など上級者での対戦では期待の一品だ。



アンデッドソード

 デッキを対象にしている「威圧のオーラ」とは逆に、捨て山の数を参照する。しかし単なるミラーカードではなく、避け無効が加わっていることで非常に強力な戦闘支援となっている。お手軽で使いやすいため、どのデッキタイプでも活躍するだろう。



聖騎士の紋章

 戦人族デッキにおける「突進」のような支援カード。戦人族のモンスター自体が強力であるうえに「聖騎士の紋章」のサポートが加わると対策は困難。移動デッキを使用しているプレーヤーを見かけたら注意すべきカードだ。


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(C)SEGA, 2003,2004

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(2004年8月18日)

[Reported by アヴァロン攻略チーム]


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