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コナミ、大海原を舞台に運命に導かれし108人が集う
PS2「幻想水滸伝IV」

8月19日 発売

価格:7,329円

 人気RPG「幻想水滸伝」シリーズの4作目となる「幻想水滸伝IV」の続報をお届けしよう。序盤に登場するキャラクタを中心に、舞台となる「ラズリル」の街の様子や、戦闘画面についても見て頂きたい。また、本稿とあわせて、明日(8月12日)掲載予定の本作プロデューサー・河野さんのインタビュー記事を読んでいただければ、世界観についての理解がより深まるのではないかと思う。1週間後に迫った発売日を待ちこがれている読者諸氏も、もうしばらく期待を膨らませてお待ち頂きたい。


【STORY】

 世界には、27の真の紋章が存在するという。

 その中のひとつ、「罰の紋章」。
 宿主に強大な力を与えるが、代償として命を削る。 そしてその命を食らい尽くすと、無作為に新たな宿主を求め、人々の間を渡り歩くという……。

 ガイエン公国の領地の東端に浮かぶ「ラズリル」。 そこに、「ガイエン海上騎士団」がある。 主人公はその騎士団の訓練生として、グレン団長、カタリナ副団長のもと、日々厳しい訓練に明け暮れていた。

 訓練も終了し、めでたい騎士誕生祭で主人公の親友、スノウはつぶやく……。 「ずっとこのまま、楽しい日が続けばいいのに……」 晴れて騎士になった主人公たちの前に現れたのは、近海を荒らす非常な海賊ブランドだった。

 左手に「罰の紋章」を携えて……。




■ 物語の舞台と、宿星を背負う登場人物たち

 今作は、原点となる「幻想水滸伝」の時代をはるか150年遡り、大海原に浮かぶ群島諸国が舞台となって、主人公を含めた最大108人が波乱に満ちたドラマを繰り広げていく。

 物語のスタート地点は、「ガイエン国」東端に位置する地方都市「ラズリル」。ここには「ガイエン国」唯一の海上騎士団、「ガイエン海上騎士団」があり、主人公はこの訓練生として日々訓練を行なっている。「ガイエン海上騎士団」の主な任務は他国の来襲に備えることにあり、近海の哨戒、ラズリルの警備等を行なう。最近では、海賊だけでなく、海に増えつつある凶暴な生物から商船等を護衛する任務も多い。

 トラン地方の南方に位置する群島諸国。それぞれが独立した都市や国家であり、盛んに交易が行われている 「ガイエン国」の歴史は古く、君主制ではあるが、王は象徴扱いでほとんど共和制の国家。地方の有力者を君主が名目上まとめているだけ、という感じなので、常に貴族同士の衝突や揉めごとが絶たえない



■ キャラクタ紹介

 「海上騎士団」と聞くと、無骨な海の男達をイメージしがちだが、女性の姿もちらほら見られる。そんな「ガイエン海上騎士団」のメンバーから、登場人物を紹介していこう。

● 主人公(年齢不詳。17才前後だと思われる)

 もとは孤児で、ガイエンの地方領主・フィンガーフート家で小間使いとして養われてきた。領主の息子であるスノウとは、子供の頃からのつきあいである。「ガイエン海上騎士団」に属し、「罰の紋章」を手に入れることになる。

● スノウ・フィンガーフート(19才)

 「ラズリル」の領主・フィンガーフート伯の跡取り息子。主人公と同じくガイエン海上騎士団に属し、いつも主人公を気遣う兄貴分的な存在。

● グレン・コット(53才)

 「ガイエン海上騎士団」の団長で、主人公たち訓練生の教官でもある。厳格で真面目、責任感のある古風な戦士。

● カタリナ(30才)

 「ガイエン海上騎士団」の副団長を勤める。落ち着きのある女性。魔法能力が非常に高い。

<主人公と同期の訓練生>

● ジュエル(16才)

 元気あふれる体育会系。ちょっとミーハーな感じで、スノウに興味があるようだ。

● ケネス(18才)

 身軽な戦士系といったタイプ。たいていのことには冷静。主人公と同じく孤児らしい。

● ポーラ(17才)

 口数の少ない、やや冷たい印象を受けるエルフの少女。果物が好きらしい。

● タル(21才)

 体格も良く、「うるさい兄ちゃん」といった感じだが、精神的にはそこまで強いというわけではない。趣味は釣り。

厳しい訓練を終え、海上騎士団に正式配属される主人公たち同期生。「ガイエン海上騎士団」付属の海兵学校では、卒業時に「火入れの儀式」を執り行ない、卒業生代表が火入れ役に任命される。「火入れの儀式」とは、かつてラズリル村を救ったという伝説の騎士がラズリルに迎え入れられた時の様子を再現したものだといわれている


 「幻想水滸伝」シリーズでは、出身地や立場の異なる様々な状況に置かれた人々が、それぞれの思惑を持って複雑に交錯する人間模様が見所ともなっている。また人間にとどまらず、多くの種族が登場して、種族が異なることに起因する問題もよく描かれてきた。本作では、以下の登場人物が主人公とどう関わり、どんなドラマを紡いでいくのだろうか。

● チープー(19才)

 いつでも一生懸命な、「ネコボルト族」の若者。大商人になる日を夢見て、働きながら世界を放浪している。好きなものは、日なたとチーズ。

● トロイ(31才)

 真面目な武人。自分の中にある正義を信ずる男。

● コルトン(59才)

 トロイの右腕として働くが、トロイを息子のように思うこともある。

● ビッキー(16才)

 テレポート能力を有する謎の少女。

● ジーン(?才)

 すべてが謎に包まれた美人紋章師。


■ 海で陸で、バトルを繰り広げる

 戦闘では、パーティーメンバーが4人になるなど、これまでのシリーズとの変更点もありながら、お馴染みの紋章魔法や協力攻撃は更にグレードアップした感がある。サクサク進むテンポが重視されているという戦闘シーンも、早く実際に遊びたいが今は画面写真を見て我慢だ。

戦闘シーンでは、これまでのシリーズで6人パーティーだったのに対して4人になり、隊列の概念が無くなって仲間は一列となる 複数のキャラクタが同時に紋章魔法を唱えると、より強力な紋章効果を発揮する「紋章の掛け合わせ」が可能
パーティメンバーの特定の組み合わせによって繰り出すことができる「協力攻撃」も、益々パワーアップ!? ネコボルト同士や海賊同士などの他にも、さまざまな協力攻撃があるようだ
今作で新しいのが、武器を鍛えてレベルを上げることで、グラフィックが変化するというもの。変化は3段階で、攻撃力のアップに伴ってビジュアルが強そうになっていくのが嬉しい
船体がぶつからんばかりの壮烈な海上戦闘も見所 相手のセリフから行動を予測して自分の出方を選択する「一騎打ち」も健在 海の移動は当然、船。航海途中で幽霊船に遭遇することもある


(C)1995 2004 Konami Computer Entertainment Tokyo

□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□「幻想水滸伝」シリーズ公式ページ
http://www.genso.com/
□「幻想水滸伝IV」公式ページ
http://www.genso.com/IV/
□関連情報
【6月27日】コナミ、「幻想水滸伝IV」試遊イベントを新宿で開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040627/konami.htm
【6月22日】コナミ、PS2用RPG「幻想水滸伝IV」
大阪と東京で体験会を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040622/genso.htm
【6月1日】コナミ、PS2「幻想水滸伝IV」
携帯電話向け特設サイトをオープン
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040601/genso.htm
【4月22日】コナミ、PS2「幻想水滸伝IV」限定版の仕様公開!
特典は特製キャラクタイラスト&設定資料集とキーホルダー
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040422/genso.htm
【4月21日】コナミ、PS2「幻想水滸伝IV」予約キャンペーンを
4月22日から6月7日まで実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040421/genso.htm

(2004年8月11日)

[Reported by 河本茉澄]


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