キャラクタの上部にチャットらしき文字が表示されている。このスクリーンショットのような俯瞰視点でゲームが進行するということだろうか

　「真・女神転生オンライン IMAGINE」は、同社のRPGシリーズ「真・女神転生」の世界観をベースにしたオンラインRPG。「20XX年東京」、「召喚プログラム」、「交渉」、「合体」といったシリーズ伝統ともいえるキーワードは公開されているものの、具体的なゲーム内容についてはほとんど明かされていない。

　現在判明していることは、複数のゲームモードが存在することと、その全てのゲームを「アバター」という自分の分身でプレイするということ。オンラインRPGで複数のゲームモードと言われてもその内容は想像し難いが、単に「敵を倒してレベルアップ」というゲームではないことだけは確かだろう。

　また同作では、一般的なMMORPGのようにユーザーを複数のサーバーに分割するようなことはせず、全ユーザーが同一の世界でプレイできる仕組みになっているという。これは複数のゲームモードの存在にもかかる点だろう。ロビーサーバからさまざまなゲームモードを選択してプレイする、といった形式が取られているのかも知れない。

　今回の発表と合わせて、数点のスクリーンショットも公開されている。この写真では、「アバター」と思われるプレーヤーキャラクタとともに、ジャックフロストなどの悪魔キャラクタも見られる。ただ写真からは、プレーヤーが悪魔を相手に戦っているのか、それともプレーヤーが召喚した「仲魔」なのかは判断できない。

　いくつかのムービーシーンも公開されている。近未来の街中に浮かぶ怪しげな光や、奇妙な光を放つ扉のような物体など、いかにも「真・女神転生」といったシーンが見られる。近未来世界と神話世界が入り混じった、独特の世界観とストーリーが人気のシリーズだけに、オンラインRPGとなった「真・女神転生オンライン IMAGINE」でどのようなストーリーが展開されていくのかも見所といえるだろう。

　公式サイトは7月24日午前0時から公開される予定で、現在はカウントダウン表示がされている。また7月24、25日に開催予定の「東京キャラクターショー」では、タカラブースにて「真・女神転生オンライン IMAGINE」の映像が出展される予定。少しでも詳しくゲームの内容を知りたいという人は、こちらの会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

【スクリーンショット】
「アバター」と思われるキャラクタのほか、悪魔キャラクタも多数見られる。悪魔のサイズはさまざまで、「アバター」の数倍はあろうかという悪魔もいるようだ

【ムービー】
意味深なシーンのほかに、数体の悪魔も登場している。プレーヤーがどのような立場でゲームに関わっていくのか、そのストーリーにも期待したい

(C)ATLUS 2004

□アトラスのホームページ
http://www.atlus.co.jp/
□「真・女神転生オンライン IMAGINE」のページ
http://www.megatenonline.net/
□ニュースリリース
http://www.atlus.co.jp/press/pdf/press204_0722.pdf(PDF形式)

(2004年7月23日)

[Reported by 石田賀津男]

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