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「ラグナロクオンライン ドリームスタジアム」開催
ROコンテンツを一堂に集めたファン感謝イベント

6月27日開催

会場:東京ビッグサイト

 ガンホー・オンライン・エンターテインメント株式会社主催のファンイベント「ラグナロクオンライン ドリームスタジアム(ラグスタ)」が、6月27日、東京ビッグサイトにおいて開催された。当日はラグスタ以外にも、「ラグナロクオンライン」専門の同人誌即売会「RAG-FES 7」が併催されたこともあり、会場は開幕直後から家族連れや中高生を含む、多くの「ラグナロク」ファンですし詰め状態となった。

常時満席状態だったイベントステージ。タレントや声優目当てで来ている来場者も多かったようだ
7回目を迎えるRAG-FESコーナー。奥のステージまで来場者でぎっしりである
「ラグナロク」関連のイベントではすっかりお馴染みとなったラグナロ娘の3人
東京ゲームショウでデビューして以来、その消息が途絶えていたアニメGMの紀菜は、元気にアニメ版を紹介。まだまだ頑張る模様
 ラグスタは、ガンホーが「ラグナロクオンライン」のβサービスを開始して以来、さまざまな形で行なってきたユーザー向けイベントの集大成とも言える過去最大級のオフラインイベント。ゲームだけでなく、アニメ、ラジオ番組、オフィシャルグッス、各種ライセンス製品など、ありとあらゆる「ラグナロク」コンテンツを一堂に集め、これらコンテンツを通じた「ラグナロク」ファン同士の交流を主目的としている。

 入場は「ラグナロク」ユーザーであるかどうかに関わらず一切無料で、商業目的ではなく、完全にファンサービスイベントとなっている。入場数は見込みでは2万5,000人ほど。正確な数字は不明だが、開幕早々、会場は来場者でぎっしり埋まったことから、万の単位は軽く凌駕することだけは間違いない。すでに次回開催の計画もあるということで、同社では定例イベントのひとつとして定着させたい考えのようだ。

 会場は各種イベントが行なわれるメインステージ以外に、「Ragnarok World Championship(RWC)」の日本代表を決めるバトルフィールド、協賛メーカーやライセンス製品を保有するメーカーの製品を集めた出展者ブース、アニメなどを常時流し続けるラグナロクシアター、そして同人誌即売コーナーであるRAG-FESゾーンなどが設置され、ちょっとしたゲームショウレベルの規模で、お祭り気分たっぷりだった。

 ステージイベントだけでも丸一日スケジュールがぎっしり詰まっており、その中身も非常に充実していた。来場者の中には、どこにいこうか悩んだり、狙いのイベントをうっかり見逃してしまって残念な思いをした人も多かったのではないかと思う。いずれにしても、単一メーカーが単体タイトルを扱ったファン向けのイベントとしては、間違いなく国内最大規模だろう。

 ただ、さすがに初回だけあって、トラブルでステージイベントが一時的に滞ったり、ブース配置の関係から慢性的な大渋滞が発生したりなど、必ずしも完璧な運営とは言い難かった。また、インタラクティブなデジタルエンターテインメントを発祥としたイベントであるにも関わらず、気軽に体験できるようなコーナーがほとんどなかった。これらは次回の課題となるだろう。

 それでは以下、ステージイベントを中心に紹介していく。「ラグナロク」ファンが気になる次期アップデートの情報や、今回のメインイベントとなったRWC日本予選の模様については別稿で詳しくお伝えしたい。

 さて、イベントステージでは、まずラジオ関西の「アミューズステーション」と、文化放送の「ラグナロクオンライン The Radio ~激萌☆ラグらじ団 初夏の陣~」の2本の公開録音が立て続けに行なわれた。いずれも可愛い顔と声をした司会のお姉さんが、来場者との掛け合いを楽しみながら、「ラグナロク」に関する話題をお伝えしていくというもの。ゲストには、ラグナロ娘の3人のほか、著名な声優、歌手が登場し、たびたび場内を沸かせていた。

 中でも文化放送の公開録音は、サブタイトルからも推測できるように奇声嬌声(!?)が飛び交う萌え萌え路線全開の内容で、記者の本音としては、「聞いてるだけでこちらが恥ずかしくなるようなイベント」としかコメントのしようがないが、場内のウケは非常に良かった。萌え路線を本気で狙ったMMORPGは「ラグナロク」だけであり、これこそが同作の強さの源泉なのだろうという思いを強くした。ちなみに同作を萌え路線で展開しているのは、世界展開を果たしている「ラグナロク」といえども、実は日本だけだということは強調しておきたい。

 その後もRWCの出場者紹介や準決勝、決勝、「ラグフェスステージ」、「ドリームステージ 最新情報発表」、「声優大集合 アニメOn Stage」などが行なわれた。いずれも大盛況で、特にRAG-FESが終了した15時以降は、ステージ前は座り込みの来場者でぎっしり埋まってしまったほどだ。

 トリのイベントとなったRWC決勝の後は、韓国行きを決めた2チームへの表彰式が行なわれた。ガンホー代表取締役社長森下氏より、優勝旗、準優勝旗、賞状、盾、そしてゲーム内賞品の目録等が授与された。国内大会では賞金こそ付かないが、出場者全員に対して、本戦に参加するための渡航費、ホテル代などが支給される。気のあったギルドメンバーと海外渡航。これこそ何よりのご褒美といえそうだが、本戦出場を決めたGuardian-Chevalier(Freya代表)と321Colors(Bijou代表)の2チームはぜひとも本戦でも頑張ってもらいたいところだ。

【出展者ブース】
東京ゲームショウの物販コーナーを小規模にしたような構成の出展者ブース。一番人気はオフィシャルグッズを扱うラグナロクショップブースで、長蛇の列ができていた。ブロッコリーブースでは、6月22日に発表された「ラグナロクオンラインカードゲーム」のαエディションを使った体験会が行なわれていた

【ステージイベント】
メインステージでは次から次にゲストを迎えてイベントを行なっていた。ずっとステージ前に座ったままでも丸一日過ごせるほどの充実ぶりだった。しかし、コスプレステージは、コスプレイヤーが多すぎて、正直何がなんだかよくわかりませんでした

【Ragnarok World Championship】
大いに盛り上がったRWC決勝。決勝のみGMのロック氏が試合の解説を行なってくれたが、準決勝以下も解説を入れてほしかったところ。試合展開が早すぎて、何がどうなってるのか把握しようとしているうちに試合が終わってしまう。万人が楽しめるように、細かい解説を希望したいところだ

【RWC表彰式】
第1回RWCは、本戦が平日行なわれる関係から、やむなく18歳以上(高校生不可)という、同作の対象年齢層からすれば厳しい制限が課せられた大会となったが、大会そのものは大いに盛り上がった。中でも今回は9人制なのに6人という状況で準優勝をもぎ取った321Colors(Bijou代表)の敢闘ぶりは特筆に値する。本戦では万全の9人体制でぜひとも優勝を狙ってほしいところだ

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(C) 2004 GungHo Online Entertainment, Inc All Rights Reserved.

□ガンホー・オンライン・エンターテインメントのホームページ
http://www.gungho.jp/
□「ラグナロクオンライン」のページ
http://www.ragnarokonline.jp/
□関連情報
【6月1日】ガンホー、「ラグスタ」を6月27日に東京ビッグサイトにて開催
過去最大級の「ラグナロクオンライン」オフイベント
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040601/ragsta.htm

(2004年6月28日)

[Reported by 中村聖司]


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