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ナムコ、創立50周年記念パーティ開催
多数の来場者が祝辞

ナムコといえばやはりパックマン
6月1日 開催


 6月1日で創立から50年目に突入した株式会社ナムコは、創立50周年(2005年6月1日)を記念するパーティを都内ホテルで開催した。会場には政財界やIT業界、エンターテイメント関連企業のトップはもちろん、多数の来場者が訪れた。

 会場入口には同社を代表するキャラクタであるパックマンのオブジェが出迎え、パーティは岡田眞澄氏、そしてナムコファンには「ラジアメ」でおなじみの大橋照子さんの司会で進行した。

中村雅哉ナムコ取締役会長 司会は岡田眞澄氏(右)と大橋照子さん(左) 本社経営陣のほか、アメリカ、ヨーロッパ、上海の海外法人の経営陣が壇上に


 会場には、創立者である中村雅哉同社取締役会長をはじめ、高木九四郎同社取締役社長ら、4月から新体制に移行した経営陣、さらに、海外法人のトップが列席。来賓代表として森喜郎元首相、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの久夛良木健代表取締役社長兼グループCEOらがあいさつした。

 森氏は、中村氏の友人代表として壇上に上がり、森氏が提唱したIT革命のアイデアは中村会長の助言がヒントになったことを明かした。久夛良木氏はプレイステーション発売時に、「リッジレーサー」を同時発売したことに触れ、「PSの1億台という出荷実績の歴史はここから始まった」と、ナムコの功績を称えた。また、任天堂株式会社、マイクロソフト株式会社などから多数の祝電も披露された。

森喜郎元首相 SCE久夛良木健代表取締役社長兼グループCEO


 会場には創立時の中村製作所時代に、松屋横浜店(現・横浜松坂屋)の屋上で1回5円で営業したという木馬を展示。ナムコ50周年の歴史をたどるビデオやパネルとともに、歴史を振り返ることができた。中村会長は、こぼれ話として、社員3人でスタートした創業当時の初めての収支を披露。「屋上で金魚すくいを始めたところ、金魚が死んでしまった分が損益として計上されている」と、当時の資料を片手に語っていた。

 上映されたビデオには、同社初のビデオゲームとなった「ジービー」をはじめ、「ギャラクシアン」、「ゼビウス」、「ポールポジション」、「プロ野球ファミリースタジアム」、「鉄拳」といった歴代の名作が紹介されたほか、「ワンダーエッグ」、「ナンジャタウン」といったアトラクション事業、「横濱カレーミュージアム」、「池袋餃子スタジアム」、「自由が丘スウィーツフォレスト」といったフードテーマパーク事業、そして系列会社としてイタリアントマト、日活の展開など、ナムコグループの歴史が簡潔にまとめられていた。

創業当時に営業した木馬も展示 ナムコグループの海外事業、そして歴史が一望できるパネルが展示。ビデオ上映も行なわれた


 また、歌手のマリーンさん、俳優の小林旭氏、宍戸錠氏、加藤晴彦氏らが登壇。祝辞を述べたほか、12月に日活の配給で公開される高村薫氏原作の映画「レディ・ジョーカー」の主演を務める渡哲也氏がビデオメッセージを贈った。

小林旭氏(写真右)、宍戸錠氏(左から2番目) 加藤晴彦氏 マリーンさん(写真右)


「花鳥風月」のオリジナルバージョン
 さらに会場限定で、50周年記念として、中村会長、高木社長のフレームが用意されたシールプリント機「花鳥風月」のオリジナルバージョンも設置されていた。

Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ナムコ50周年記念ページ
http://www.namco.co.jp/50th/
□関連情報
【5月19日】ナムコ、木馬をデザインした
「50周年シンボルマーク」を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040519/namco.htm

(2004年6月1日)

[Reported by 佐伯憲司]


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