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サクラカフェライブショウ、4回目は「渕崎ゆり子『紅蘭』を歌う」 |
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会場:太正浪漫堂
株式会社セガと株式会社セガ アミューズメントが、同社の「サクラ大戦」専門店「太正浪漫堂」に設置されている「Sakura Cafe」にて、ミニミニライブショウ「渕崎ゆり子『紅蘭』を歌う」を開催した。横山智佐さんから始まり西原久美子さん、高乃麗さんと続き今回でメンバー4人目のライブとなる。
毎回、各メンバーの個性を反映したミニライブで実に面白い展開となっている。それもそのはず各メンバーの持ち込み企画……というか、企画はそれぞれ一任されているという。「サクラ大戦 スーパー歌謡ショウ」よりも、しっとりした展開になる場合もあれば、高乃麗さんのライブはひたすらカッコよくまとめたエンタテイメントとして完成されたショウに仕上がっていた。
渕崎ゆり子さんのライブは1曲目に「ユーロ恋の発車オーライ」と派手な曲で幕開け。いきなりの盛り上がりからアジアンっぽい曲調の「メトロで行こう」と続けた。「メトロで行こう」はこれまで5回も披露され、最多となっているが、フルバージョンで歌われたことはなかったと言うことカラフルバージョンで披露された。
ここで作業服っぽい衣装に着替えて登場した渕崎さんは「光武と一緒にこの曲を歌いたかったんだぁ」と情感たっぷりに「夢見る機械」を歌い上げた。ときに光武に手をかけ話しかけるように歌い「光武とのコラボレーションする夢が語った」と挨拶した。
また、「新春歌謡ショウで中国語バージョンの『ゲキテイ』を歌ったんだけど……あんとき歌詞間違ったんだ」といきなりのカミングアウト。「わからなかったでしょ? 別に中国語の先生しかわからないんだけど悔しいのでリベンジ」ということで、「ゲキテイ」の中国語バージョンをそれもフルバージョンで披露した。まさにソロライブならではの醍醐味といえるだろう。ちなみに「私自身のためにスペシャルなこと」として、人まで歌ったことがないと言う「少年レッド」の主題歌を歌うなど楽しい展開となった。
渕崎さんの明るい面も良く出ており、2003年公演のスーパー歌謡ショウ「新宝島」について挫けそうになった話を引き合いに出し「その時演出の茅野さんが『はじめの本読みの時は正直ダメかもと思ったけど、僕についてきてくれれば大丈夫』と言われた」と語り、ホロリとした展開かと思わせ「プライベートで言われてぇ~」とすかさず笑わせる展開はさすが。高乃麗さんをはじめとした他メンバーへの感謝のコメントも、ホロリとさせながらも湿っぽい舞台にさせない展開のうまさは、性格が現われているのと同時にエンタテイメントとしてよくまとまっていた。
ということで、次回は田中真弓さんのミニライブが12日に行なわれる。すでにチケットの販売は終わっているのが残念だが、こちらもどのような舞台となるのか期待だ。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□セガ アミューズメントのホームページ
http://www.sega-am.jp/
□「サクラ大戦.com」のページ
http://www.sakura-taisen.com/
□関連情報
【4月6日】太正浪漫堂で西原久美子さんと高乃麗さんがミニミニライブショウ開催
それぞれの個性が溢れるファンにはたまらないステージを披露
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040406/sakura.htm
【4月16日】太正浪漫堂で「Sakura Cafe ミニミニライブショウ」開催
第4回は渕崎ゆり子さん、第5回は田中真弓さんが登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040416/sakura.htm
(2004年5月31日)
[Reported by 船津稔 / 写真提供:セガ]
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