|
コナミ「グラディウスV」続報 |
価格:7,329円
発売日も7月22日に決定し、価格も7,329円と発表されたコナミ株式会社のプレイステーション 2用シューティングゲーム「グラディウスV」。初回生産版には主人公機・ビックバイバーに関するデータが詰まった冊子「The History of "VIC VIPER"-ビックバイパー開発史-」が付属することが明らかになったほか、早期購入特典として「プレミアムDVD -OPTIONS(オプションズ)-」が付属することも発表されている。
「The History of “VIC VIPER”-ビックバイパー開発史-」 |
さて、今回はその主人公機であるビックバイバーについて、「V」ではどんな変化を遂げているかを中心にお届けしよう。各機体のタイプについては、過去の記事でもざっくりお伝えしているが、今回の記事では、各タイプ別の装備の詳細に迫ろう。
ゲームスタート直後に選択できる「Type1」~「Type4」の4種類は、それぞれ異なる性能のオプションを持ち、ミサイルやダブルなど武装内容が異なる。
■ パワーアップの方法について
「パワーアップカプセル」は、基本的には赤い色の敵や、編隊を組んで現れる敵を倒すと出現する |
画面下にビックバイパーの能力をアップする6つの「パワーメーター」があり、「パワーアップカプセル」を回収するごとにこれが左端から順番にカーソルが移動していく。強化したい「パワーメーター」にカーソルが合わさったところで「パワーアップボタン」を押して決定すると、貯めたカプセルを消費してパワーアップが行なえる。
■「SELECT WEAPON ARRAY」4タイプを解説
4つのパワーアップタイプの内容は、以下の通り。
Type1 |
SPEED UP/MISSILE/DOUBLE/LASER/OPTION/FORCE FIELD |
Type2 |
SPEED UP/2-WAY/TAIL GUN/LASER/OPTION/FORCE FIELD |
Type3 |
SPEED UP/EAGLE WIND/TAIL GUN/LASER/OPTION/FORCE FIELD |
Type4 |
SPEED UP/2WAY BACK/DOUBLE/LASER/OPTION/FORCE FIELD |
スピードINIT |
スピードは6段階あり、5回選ぶと「パワーメーター」の表示が「INIT SPEED(initial speed)」に変わる。これを選択すると、自機のスピードをデフォルトに戻すことができる。逆にスピードを求めすぎて、うっかり選ばないよう注意が必要だ。
MISSILE |
2-WAY |
EAGLE WIND |
2WAY BACK |
DOUBLE |
TAILGUN |
貫通力のあるレーザービームは、オプションタイプによって特徴が2つに分かれる。発射方向を変更できる「Type2」と、回転オプションの「Type4」では、レーザー発射中のオプションの縦移動や、発射方向の変更により、オプションのレーザーが曲がる。写真でも波打つレーザーが見てとれるが、発射時のオプションの座標から飛び出して繋がっていくような感じ。自機のレーザーだけは直線を保って発射される。
ワインダー(レーザー発射中に自機の上下移動やオプションを引っ張ることで、レーザーを地形にめり込ませ、主に地形に隠れた敵やハッチの破壊に使う)を適用するのは無理そうだ。左2点がType2、最右がType4 |
「Type1」と「Type3」では、発射中に縦移動が加わっても常にリニアなレーザーを発射 |
最大4つまで装備できる自機の分身が、自機と同時に攻撃を行なうシリーズ伝統の「オプション」。今作ではオプションが、「オプション操作ボタン」を使用することでタイプ別に大きく異なる性質を顕わにする。「FREEZE」、「DIRECTION」、「SPACING」、「ROTATE」の4タイプがある。「オプション操作ボタン」を使用していない間は、基本的に自機の移動したあとをトレースするが、「Type3」だけ特殊な形態を保ったままとなる。
機体全体をくるむバリア。敵の通常弾に対して3発分の耐久力を持ち、連続ヒット判定がないレーザーに対しても同じく3発防げる。被弾判定がシリーズ随一といって良いほど非常に小さく、壁にかなり接近しても当たり判定にならない点もありがたい。強くなった上にスマートでなかなか剥がれないので、地形の入り組んだ場所に入る前にもフォースフィールドの張りがいがある。
■ 4タイプのオプションコントロール
広げたオプションを固定すれば、その形態をとどめたまま自機の移動に追従するのが便利 |
「オプション操作ボタン」を押している間、オプションの位置を固定することができる。あらかじめ必要な形にオプションを配置しておけば、そのまま「オプション操作ボタン」を押して形を維持できるので、地形の多い場所やボス戦などあらゆる場面にフレキシブルに対応できる。
攻撃方向をぐるぐる変更させると、攻撃方向を変えるというよりオプションを回しているような感覚 |
「オプション操作ボタン」を押している間、オプションの攻撃方向を「方向キー」で全方向に変えることができる。
つまり「オプション操作ボタン」を押している間は、方向キー操作が自機の移動操作からオプション攻撃方向に切り替わっているため、自機の移動操作ができない。
また攻撃方向は回転を伴って変わるものであり、例えば瞬時に前方向から後ろ方向に切り替えるといった方向転換はできない。正反対方向の入力は、前方(画面右)に発射しているときに背後(左)に入力した場合、自機の下方向へと回転して移動する。真上から真下、あるいはその逆の入力では、自機の背後をなめるようにして反対方向へと移動するようになっている。
「サンダークロス」を知っている人には、あのオプション形態だと言えば画面を見なくても伝わるだろう |
「オプション操作ボタン」を押すことにより、固定配置されたオプションの上下間隔を変えることができる。自機の上下にオプションが2つずつ配置され、オプションを1つ装備するとまず自機の上に付き、2つ目が自機の下、3つ目は上のオプションのさらに上、最後は下のオプションのさらに下に配置される。
押し直すごとに、広げる動作と狭める動作が交互に入れ替わる。押し続けると、広がりは一定間隔で停止する。狭める場合に押し続けると、自機の横軸と一直線上に重なるところで停止、攻撃を一本に集中することが可能。オプションの間隔は、オプション最大装備時に全開にした状態で自機の高さを画面中央辺りにもってくると、上のオプションは点数表示、下はパワーアップゲージに届く位置となり、画面全体を覆う感じだ。
ボタンを押し続けるだけで自機の周囲をオプションが回転。細かいオプション操作を必要としない万人向き |
「オプション操作ボタン」を押すと、オプションをたぐりよせるようにして回転形態を作り、押し続けている間オプションが機体の周囲を回転する。また、押し直すごとに回転方向が反転する。この際、円を描いたオプションがそのまま回転方向を変えるのではなく自機の前で方向転換動作を行なうので、即座には展開しない。
オプションを1つだけ装備している場合は、その1つが自機の周りを衛星のように回転する。4つフル装備のときは、オプション同士が等間隔の距離を保って回転する。オプション2つか3つを装備している場合、オプションから次のオプションまでの間隔は4つ装備状態の時と同じである。
□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□製品情報
http://www.konamityo.com/gra5/
□関連情報
【4月23日】コナミ、ゴールデンウィークに各地で
PS2「グラディウスV」の体験会を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040423/konami.htm
【4月1日】ビックバイパー再び飛翔!!
コナミ、PS2「グラディウスV」新情報を公開!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040401/grav.htm
【3月8日】コナミ、PS2「グラディウスV」
店頭イベントを3月13日に秋葉原で開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040308/gra.htm
(2004年5月26日)
[Reported by 河本茉澄]
|