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セガ、PSPとNDSへの参入を決定 |
PSP「ぷよぷよフィーバー」 |
価格:未定
株式会社セガは、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントが発売予定のプレイステーション・ポータブル(PSP)と、任天堂株式会社が発売予定のニンテンドー・ディーエス(DS)の双方の携帯ゲーム機に、コンテンツ供給を行なっていくことを明らかにした。
今回発表された発売予定タイトルは、PSP向けに「ぷよぷよフィーバー」と「Project S(仮称)」、DS向けに「ソニック・ディーエス(仮称)」と「Project Rub(仮称)」の各2タイトル。まだ本体の発売日が決定していないこともあり、いずれのタイトルも発売日、価格ともに未定となっている。
PSP「ぷよぷよフィーバー」は、今回発表されたタイトルの中では唯一の移植作品。PSPを2台使った無線LANによる対戦はもちろん、1台だけで画面を分割して対戦できる「フェイス・トゥ・フェイス」機能も搭載している。またPSPのもう1タイトル「Project S(仮称)」は完全新作ということのみの発表で、その内容については明かされていない。
DS「ソニック・ディーエス(仮称)」は、同社の人気タイトル「ソニック」シリーズの最新作で、移植ではなくオリジナル作品となる模様。「Project Rub」は、DSのタッチスクリーン機能を生かし、操作に「こする」という要素を加えたゲームになるという。こちらも詳しいゲーム内容については不明。
同社の常務執行役員兼開発本部長の中裕司氏は、PSPへの参入について、「無線LANによる通信対戦や、16:9の画面比率を生かしたシステムなど、PSPならではの機能を最大限に活用した新しい遊びのスタイルを提供したい」とコメント。またDSへの参入については、「2画面、タッチパネル、音声入力などの画期的機能により、これまでにない新しい遊びの形を提示できるものと考えている。特にタッチパネルでの操作に重点を置き、『こする』概念を取り入れたNDSで、初めて実現する面白さを追求して開発を進めていきたい」と語っている。
【ぷよぷよフィーバー】 | ||
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通信対戦中は、画面中央に「ONLINE」の文字とアイコンが表示される。また本体を縦に使い、1台のPSPで2人対戦が楽しめる「フェイス・トゥ・フェイス」システムというユニークな機能も搭載されている |
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ニュースリリース
http://sega.jp/release/nr040512_2.html(PSP)
http://sega.jp/release/nr040512_1.html(NDS)
□関連情報
【5月11日】Electronic Entertainment Expo 2004 記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040511/e3link.htm
(2004年5月12日)
[Reported by 石田賀津男]
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