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スクウェア・エニックス、「Ever Quest II」の日本での取り扱いを正式発表株式会社スクウェア・エニックスは、5月10日、ロサンゼルスにて開催されたプレスカンファレンスにおいて、Sony Online Entertainmentが現在開発しているMMORPG「Ever Quest II」の国内取り扱いを正式発表した。北米タイトルのライセンスは今回が初めての試みとなる。リリース時期や販売形態、料金等については未定となっている。 今回の正式発表は、カンファレンス終盤に代表取締役社長和田洋一氏が明らかにしたもの。和田氏によれば、ローカライズ、パブリッシング、コミュニティマネジメントまで含めた契約ということで、ちょうど現在So-netが「Ever Quest」において行なっている事業を、次作においてスクウェア・エニックスが展開していくということになる。 「Ever Quest」シリーズは、3D MMORPGの元祖として、今年3月に5周年を迎え、「ファイナルファンタジー XI」の開発に強く影響を与えたタイトルとして知られる。「Ever Quest II」のリリース時期については、現在SOEと調整中としているが、コミュニティをどう快適なものにするかについて慎重な構えを見せており、βテスターの募集が始まっている北米との同時展開はあまり意識していないようだ。 和田氏は発表会の中で、「Ever Quest II」について「世界的なタイトルのもうひとつ」という言葉を使っていたが、残るもうひとつが「ファイナルファンタジー XI」であり、要するに“世界的なMMORPGを2タイトル同時展開する”というところが、和田氏がもっとも伝えたかったメッセージと見ていい。「ファイナルファンタジー XI」ともども今後の展開が大いに注目されるところだ。
□スクウェア・エニックスのホームページ (2004年5月11日) [Reported by 中村聖司]
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