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タイトー、PS2「ラクガキ王国2(仮称)」
今度はラクガキに“変身”?!

2004年夏 発売

価格:7,140円

佐藤氏が描く絵を、CGで起こすことにより、独特の暖かみのある世界観を表現
 株式会社タイトーはプレイステーション 2用ソフトとして「ラクガキ王国2(仮称)」を2004年夏に発売予定。価格は7,140円。

 プレーヤーが描いたラクガキがそのままゲームのキャラクタになって活躍する。その斬新なアイデアと、「となりのトトロ」の作画監督など、数々の有名アニメを手がけたアートディレクター佐藤好春氏が作り出す世界観が人気を博した「ラクガキ王国」。本作の続編の姿が明らかになった。今回は公開されたイラストやスクリーンショットとともに現在明らかになっている情報をお伝えしたい。

 大昔、平和な王国が「魔王」によって恐怖と混乱に陥れられた。それを見かねた「神」が勇者に与えたのが「ラクガキ」の力。ラクガキで書いたものに命を与え、それを自由に操ることで、勇者は魔王を封印したのだった。それから長い時がたち、勇者と魔王の戦いも、ラクガキの力もすべて伝説になってしまった頃、新しい物語の幕が開く……。

 キャラクタや、イラストから思い浮かぶのは、中世をモチーフにしたファンタジー世界の物語のようだが、まだ詳細は明らかになっていない。幻想的で不思議な世界での、大冒険が楽しめるとのことだ。

 今作でパワーアップするのは「ラクガキ」の表現。前作以上にラクガキを描く「ドローツール」を充実させ、表現の幅が広がっているという。パーツごとに太さ、色調節が可能になり、さらに車輪なども表現可能になった。ラクガキが書きやすく、かつ初心者でもツールを使って思ったものを形にしやすくなっている。

 今作のキーワードは“変身”。前回はラクガキを“使役”することで戦わせていたのたが、今回はラクガキを書き、それを実体化、さらにそれに変身する(乗り移る)ことで、そのラクガキを操ることができるようになる。前回のジャンルはRPGだったが、今作はアクションゲーム。さまざまな場所を、特殊な能力を持たせたラクガキに変身して突破していくことになる。

 足の形や、足の本数、または翼の有無などで、ラクガキはさまざまな能力を獲得する。キックが得意になったり、壁が壊せるようになったり、空を飛べたり、さらには全方位への攻撃能力を持ったりと、獲得できる能力は多彩だ。これら個性あふれる能力を持ったラクガキ達に、状況に合わせて変身することでゲームを進めていくことになる。

 さらに、友人とラクガキを持ち寄っての対戦も可能だ。アクションの腕だけではなく、能力による相性も勝負の大事な要素となるだろう。描くラクガキがどんな形になり、どんな能力を持つのか、前作以上に「実体化したラクガキ」の楽しさが体験できそうだ。

 今作もまた、前作同様豪華な声優を起用。主人公の少年役に野田順子さん、ヒロイン役に堀江由衣さん、さらに秋元羊介氏、氷青(横手久美子)さん、ひと美さん、田中秀幸氏ほか、実力派揃いの声優が盛り上げるドラマにも期待したい。

【スクリーンショット】
主人公「ピクセル」
キャンパス王国の王子
「ダブレット」
主人公のライバル
ハコイヌ
国王
魔王
ニス
【イメージイラスト】
【スクリーンショット】
より使いやすくなったドローツール
【デモムービー】


(C)TAITO CORP.2001,2004

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□ガラクタスタジオのページ
http://www.garakuta-studio.com/

(2004年4月9日)

[Reported by 勝田哲也]


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