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SCEJ、PS2「絢爛舞踏祭」を2004年に発売
ゲームに先駆けてTVアニメを4月から放映

2004年 発売予定

価格:未定

TVアニメ「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」メインビジュアル
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、プレイステーション 2用「絢爛舞踏祭(けんらんぶとうさい)」を年内に発売すると発表した。価格は未定。

 「絢爛舞踏祭」は、SCEJと、株式会社バンダイ、バンダイビジュアル株式会社の3社が共同で取り組んでいるゲームプロジェクト。ゲームを中心として、アニメや玩具など、各社が得意とする分野での商品展開を行なうという。

 舞台となるのは、人類が移住を果たした後の火星。地球の圧制に対する独立運動を起こす火星住民と、それを鎮圧するために結成された地球政府軍との戦いを描く。地球軍基地で働く主人公の青年グラム・リバーは、ある騒動に巻き込まれ、人型汎用機動兵器「ラウンドバックラー(RB)」を操縦してしまう。そして反地球軍の海賊船「夜明けの船」のクルーへと転身。地球軍と戦う立場となる。

 このプロジェクトの第1弾として、ゲームを原案としたTVアニメ「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」が4月1日からテレビ東京系で放映される。アニメの監督には、「ターンAガンダム」や「OVERMAN キングゲイナー」で演出を務めた森邦宏氏を抜擢。アニメーション制作は「WOLF'S RAIN」や「鋼の錬金術師」などの制作実績を持つ株式会社ボンズが担当するなど、豪華スタッフによる制作が行なわれる。

 ゲームのジャンルや内容はまだ明らかにされておらず、ゲームファンとしてはやや残念なところもあるが、まずはTVアニメで楽しみつつ、世界観を知っておくといいだろう。

左が主人公のグラム・リバー、右は主人公の幼馴染ベステモーナ・ローレン。ふたりとも地球軍に所属していたが、主人公が反地球軍に移ることで、どのようなストーリーが展開されるのだろうか 作中に登場する人型の汎用機動兵器「ラウンドバックラー(RB)」。兵器というからには激しい戦いに用いられるはずだが、独特のフォルムからは搭載されている武装はうかがい知れない


(C)2004 SCEI/KenRan Project・テレビ東京

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.playstation.jp/
□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□バンダイビジュアルのホームページ
http://www.bandaivisual.co.jp/
□ボンズのホームページ
http://www.bones.co.jp/
□「絢爛舞踏祭」のページ
http://www.playstation.jp/scej/title/kenran/

(2004年3月26日)

[Reported by 石田賀津男]

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