|
カプコン、「Grand Theft Auto:Vice City」を5月に発売 |
価格:7,140円(税込み)
株式会社カプコンは、米Rockstar Gamesのバイオレンスアクションゲーム「Grand Theft Auto:Vice City」を日本語化し、PCとPS2の両プラットフォームで5月に同時発売する。価格は7,140円(税込み)で、PC版の対応OSはWindows 98/Me/2000/XPとしている。
ついにヘリコプターも登場。前作以上の無茶がやれそうだ |
主人公の採れるアクションはほぼすべてが犯罪行為といっても過言ではないが、フリースタイルのミッションシステムや都市をひとつ丸ごと再現したダイナミックなゲームデザインなどが評価され、両作あわせて世界で1,000万本以上の売り上げを記録したと言われている。
「Vice City」は、'80年代のアメリカ東海岸のリゾート地帯をモチーフにしたという、近代的な高層ビル群と強い日差しが照りつけるビーチが共存する娯楽と腐敗に満ちた都市バイスシティを舞台に、再び裏社会のサクセスストーリーが展開される。ゲームエンジンは前作と同じものが使用されているが、ビジュアルは前作から一転して明るい色調となり、'80年代のアメリカンポップスをカバーした100曲相当のBGMも加味されて、一見おだやかな楽園リゾートを演出している。
今作では、武器や乗り物が大幅に増加したほか、豪邸、クラブなど不動産のオーナーになることも可能となっている。新しい乗り物としてはバイクやヘリコプターなどがあり、武器は重火器のたぐいのほか、日本刀やメリケンサックなど、裏社会を生き抜くために必要なアイテムが揃っている。
ただ、カプコンから発売される日本語版は、別途CEROの審査を通す必要があるため、英語版の内容がそのままプレイできる可能性は低い。前作のPC版はそのままの内容で発売されたが、今回は同時発売のため、ローカライズおよび審査が同時進行で行なわれている。日本語版ではテキストの内容や、表現の一部が英語版よりやや和らげられることになることは、ある程度覚悟しておいた方が良さそうだ。
リゾートらしく主人公は半袖にジーパンというラフな格好。単車やスポーツカーで一帯を暴走するというのが基本アクションになりそうだ |
(c) 2002-2004 Rockstar Games, Inc. Rockstar Games, Rockstar North and the Rockstar Games logo, Grand Theft Auto: Vice City and the Grand Theft Auto: Vice City logo are trademarks and/or registered trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. Rockstar Games and Rockstar North are subsidiaries of Take-Two Interactive Software, Inc. All other marks and trademarks are properties of their respective owners. All rights reserved.
□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□関連情報
【2002年6月5日】PCゲームレビュー「Grand Theft Auto III」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020605/yuki27.htm
【2003年8月22日】わかる「大人」にだけオススメの「自由」な世界
カプコン、PS2「グランド・セフト・オートIII」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030822/gta.htm
(2004年3月19日)
[Reported by 中村聖司]
GAME Watchホームページ |
|