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新しいシステム、新しい敵……生まれ変わったシリーズ最新作
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価格：未定
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| 今作の主人公、レオン。「バイオハザード2」の時の彼とは一味違う。合衆国のエージェントとして、歴戦の勇士としての姿を見せる |
ファンが“待ちこがれている”と言っても過言ではない「biohazard4」。発売まではまだかかりそうだが、今回さまざまなポイントが明らかになった。今までの雰囲気を踏襲しながらも、新しいシステムを多く盛り込んだ意欲的な作品となりそうだ。
今作の主人公はレオン・S・ケネディ。「バイオハザード2」で、新米警官だった彼はいまや合衆国のエージェントである。ラクーンシティでの惨劇から数年、あの大事件を生き抜きさらに経験を積んだ彼は、タフさを兼ね備えた男になっている。
現在の任務は誘拐事件の捜査。誘拐されたのは、大統領の娘である。彼女の安全と事件の重大さから、極秘任務として単身レオンが派遣されることになったのである。ヨーロッパのとある場所で彼女らしき人物が目撃されたという情報だけを頼りに、レオンは小さな山間の村を訪れる。
彼を出迎えたのは狂気と悪意に満ちた異様な人々の群。理不尽な、しかし確実な悪意を持って襲いかかってくる村人達。やむなく応戦するレオン、しかし銃弾を受けても村人達はひるまない、その耐久力は人とは思えない強靱さがあった。
「ゾンビなのか?」恐怖とともに蘇る記憶。しかし、レオンが知っているゾンビと、村人達は明らかに“種類”が違う。村人達の瞳は狂気に染まってはいながらも、“生者の気配”を残しているのだ。村の秘密、そして大統領の娘の行方。多くの謎に包まれたまま、物語は始まる……。
ゾンビではない新たな敵。ゲームでどんな手法をもって再現するのか、このポイントに非常に期待がかかる。現在、明らかになっているのは、今度の敵は「考える」ということ。狡猾な知恵でもってレオンを追いつめる怪物的な敵の群れ。恐ろしい戦いが予感されるアイデアである。公開されたスクリーンショットでは、チェーンソーを持った敵も登場するようだ。
さらに巨大な怪物の姿も公開された。“シリーズ最大”と銘打たれたこの怪物はどういったシチュエーションで登場するのだろうか。写真のような拳銃だけで対抗できるのか? アンブレラが製造していた怪物達との関係など、想像がふくらむ姿である。
特にこの巨大な怪物を写したショットで顕著だが、今作は新しいシステムとして、「ビハインドカメラ」という視点が採用されている。今までのシリーズでは固定視点のため、敵が物陰に隠れてしまったり、自分の向きがわかりにくかったりしたことがあった。しかしこの「ビハインドカメラ」、つまりプレーヤーの姿を背後から映し出すことで、これを解消、さらにより一層の緊張感を生み出す画面演出が可能になった。
また、この視点により、“狙って撃つ”ということが可能になった。公開されたスクリーンショットではレーザーポインターが有効に機能しているところにも注目してほしい。今まで以上に凝った戦いが楽しめそうだ。なお、ゲームの操作そのものは従来のシリーズを踏襲したものになるとのこと。
さらにアクションボタンひとつでさまざまなアクションが可能になった。敵を蹴ったり、高いところから飛び降りたり、双眼鏡を使って遠くを見たり……。プレイ次第で多様な機能を見せるアクションボタン。有効な使い方を見つけだすという要素もありそうだ。
“フルモデルチェンジ”をうたう、「biohazard4」。今までのファンや、新しいユーザー層にどんなアピールをしていくか、続報に期待がかかる作品である。
| 【スクリーンショット】 | ||
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| 不気味な村人達。ホラー映画そのままの恐ろしいチェーンソー男がレオンを襲う。ゾンビとは違うという動きの演出にも期待がかかる | ||
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| 新しい視点であるビハインドカメラ。狙って撃つという楽しさも今回のシステムならではだ | ||
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| 特撮映画を思わせる巨大ボス戦。今作は古典的名画の数々のオマージュも楽しめそうだ | ||
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| 多彩なアクション。活用することでゲームが有利になる | ||
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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「biohazard4」の公式ページ
http://www.capcom.co.jp/bio4/
□関連情報
【2002年12月25日】新作発表会で公開されたムービーを
スクリーンショットで紹介、GC「biohazard4」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021225/bi4.htm
(2004年3月17日)
[Reported by 勝田哲也]
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