イタズラ好きの友人は、実は宇宙人かもしれない……
カプコン、PS2「めいわく星人 パニックメーカー」
2004年夏発売
価格:未定
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物陰から地球人をスキャン。彼らの姿を借りて、イタズラしまくるのだ |
株式会社カプコンはプレイステーション2用ソフトとして「めいわく星人 パニックメーカー」を2004年夏に発売予定。価格は未定。
地球は狙われている! ……ワケではなく、実は宇宙人達に非常に恐れられているのである。ゲームの主人公はめいわく星人のコズミ君。彼の星(めいわく星)では、3歳になると、イタズラ修行のため他の星に行き、1人前になるまでは帰れないというきまりがあった。
落ちこぼれのコズミ君は、最後の望みをたくして、宇宙で最も野蛮な“人間”がいるという地球で修行をすることになった。宇宙人が地球人を恐れる理由、それは、彼らは宇宙人を見ると襲いかかってくる凶暴きわまりないという性格をもっているのだ。コズミ君は無事イタズラの1人前になれるのだろうか? 本作は、恐ろしい世界でただ1人頑張る健気な宇宙人の活躍を描く、愛と感動のドラマである。
3Dグラフィックスで描かれた街で、宇宙人となってイタズラを楽しむこのゲーム。宇宙人だとわかると地球の住人は彼に襲いかかってくるので、まず物陰から道行く人々をスキャンすることからはじめるのだ。
スキャンをしたらその姿そっくりに変身開始。変身した地球人の姿形によって、得られるアイテムと可能なイタズラが決まっている。カラオケマイクでオンチな歌声を響かせるいわゆる「ジャ●アン リサイタル」をしたり、雷で道行く人をしびれさせたり……。突然物凄い勢いのオナラを吹きかけることすら可能なのだ。アイテムを使わず、人を殴るのもイタズラのひとつ。色々なイタズラが用意されている。
イタズラをすると人間は「リング」を落とす。これを集めることでコズミ君のイタズラの腕前が評価されることになる。同時に大勢の人間を驚かせるほど、多くのリングが出現するのだ。
イタズラをされた人達は当然怒り出す。スケールの大きなイタズラをすれば集団に追いかけられることになる。捕まったらドツキまわされてしまううえ、体力が減れば宇宙人の姿に戻ってしまう。彼らの怒りをかわすにはいったん物陰に隠れ、別の人間に変身! これで追跡をかわすことができる。
しかし、変身は危険もともなう。変身をしているときに他の人に見つかれば、宇宙人としての正体がばれ、さらなる追跡が始まってしまう。これは人間をスキャンしているときも同様だ。宇宙人だとばれたコズミ君にとって、世界すべてが敵になってしまう。道行く人々はつぎつぎとコズミ君に襲いかかってくるし、警察までもが出動してくる。
危険な地球では、コズミ君はか弱い存在だ。街を調べ、マップを覚えて、安全な隠れ場所、逃げる方向などはよく調べて対策を講じなければならない。ちょっと面倒かもしれないが、イタズラはこの計画部分もまた楽しい。うまくできた時の爽快感のため、コズミ君は、きょうもあえて危険に飛び込んでいくのだ!!
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変な歌を聴かせたり、しびれさせたり、オナラをかましたりと、やりたい放題。海外にもちょっとなかったテイストのゲームだ |
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カンカンになって追いかけてくる住人達。物陰に隠れて別人に変身すれば問題なし。イタズラ心を満たしてくれる感覚である。思わず笑みが浮かびそう |
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「ボーリング」というイタズラも。住人がピンのように吹っ飛んでいく |
イタズラをされると出てくるリング。コレを集めてイタズラの腕前を評価してもらう |
2人同時プレイも可能。詳細はまだ明らかになっていないが、対戦だろうか? |
【スクリーンショット】 |
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□カプコンのホームページ
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(2004年3月6日)
[Reported by 勝田哲也]
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