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【AOU2004 アミューズメント・エキスポ】サミーブースレポート。SNKプレイモアと業務提携! |
会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)
発表された3タイトル。なお、NEOGEOの最終タイトルは「サムライスピリッツ零スペシャル」になるという |
業務提携の内容は、SNKプレイモアのアーケードタイトルの開発・供給のプラットフォームを、現行の「NEOGEO」からサミーの「ATOMISWAVE」に移行するというもの。今回、ATOMISWAVEでの開発が決定したタイトルは以下の通り。
渡辺氏のコメントに続いて、SNKプレイモア取締役開発本部長の平田一也氏と司会者との間で質疑応答が行なわれた。
■ ブースレポート
● THE RUMBLE FISH
「THE RUMBLE FISH」には、特徴的なシステムが多数搭載されている。必殺技のゲージは、攻撃を当てると貯まる「オフェンスゲージ」と、ガードすると貯まる「ディフェンスゲージ」の2種類が存在する。それぞれのゲージを消費することで、「オフェンシブアーツ」、「ディフェンシブアーツ」といった性質の異なる大技が繰り出せる。
サブシステムには、画面が赤くなった直後から硬直した敵を一方的に攻撃できる「ジョルトアタック」、突進技から連携技を繰り出す「アドバンスドアタック」が搭載されている。会場では前述のシステムを使いこなせず、普通の2D格闘として遊んでいるプレーヤーが大半だったが、これらのシステムを多くの人が理解した時こそ、本作ならではのプレイスタイルともいうべき“新境地”が開けそうな予感がする。
ブースでは「月刊マガジンZ」4月下旬発売号より「THE RUMBLE FISH」のコミック連載がスタートするとの告知があった。ファンの人は、こちらもチェックしておくといいだろう。
(C)Sammy (C)Dimps 2004
● ネットセレクトサラリーマン金太郎
会場では、プレーヤーが実際にカードを使ってオリジナルキャラクタを作ることができる。作成したキャラクタには「アルバイト」、「社長」などの肩書きがあり、テーブルゲームで勝つことで昇進を果たしていく。実に原作ライクなシステムといえるだろう。
タッチパネルでの「三人麻雀」の操作は、快適そのもの。高い役を上がると、原作の1カットが挿入される。常に怒声、笑い声が絶えない賑やかさというか、豪快さを極めた作品といえる。なお、関係者によれば「誰にでもできるテーブルゲームなので、AW共通ポイントを貯めやすい」という。AW共通ポイント稼ぎにはちょうどいいゲームといえるだろう。
(C)Sammy (C)本宮ひろ志/集英社/CIA
● FORCE FIVE
この調整により、「コンボを一回決めればK.O.も可能」という驚異のコンボダメージはマイルドな範囲に落ち着いている。緊張感は大きく減ったものの、対戦ツールとしては納得のいくリファインといえるだろう。対戦セット数も2本と少なくなり、相手の技をじっくり読み合うという、スタンダードなプレイスタイルの3D格闘ゲームにスタイルが固まったようだ。
□サミーのホームページ
http://www.sammy.co.jp/
□AOUのホームページ
http://www.aou.or.jp/
□関連情報
【2月20日】AOU2004 アミューズメント・エキスポ開幕。オンラインとカードの融合タイトルがさらに増加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040220/aou1.htm
(2004年2月20日)
[Reported by 北村孝和]
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