価格：6,800円

キャラクタは肌や髪の色まで細かくセッティングできる

　株式会社カプコンはプレイステーション 2用ソフトとして「モンスターハンター」を3月11日に発売する。価格は6,800円。

　仲間達と巨大な、あるいは複数のモンスターの「狩り」が体験できる本作。モンスターの生態を観察したり、仲間達と作戦を練り、役割を分担して罠にかけたりと、単純なアクションとは違う戦いが楽しめる作品である。また、戦いだけではなく、武具の生産やアイテム調合、さらには釣りなど、「生活」も楽しめるアイデアも盛り込まれている。

　プレーヤーは、まず自分の分身となるゲームキャラクタを作成する。性別、顔、髪の毛などを選択、名前を付けることでこの世界に新しいハンターが誕生することとなる。ゲームは、シングルプレイのスタート地点である村から始まる。村の村長と会話することでクエストを受けることができる。

　装備には「剣士用」と「ガンナー用」があり、クエストにあわせて選択をしていく必要がある。振りの早い小型の武器が必要だったり、大型武器が必要な場合もある。好みももちろんだが、機能性も考えた方がいいだろう。クエストには、戦うだけではなく、モンスターの卵を取ってきたりと、ユニークなものも用意されている。村の“自分の家”ではアイテムの補完や装備の変更、ゲームデータの保存が可能だ。

　ネットの向こうにいる友人達と“狩り”を楽しむには、街(ロビー)にいく。ひとつのクエストを仲間と共に遊ぶのは、シングルプレイでは味わえない興奮がある。危険な地で、チャットをするのも楽しい。巨大なモンスターを遠くに見ながら、作戦を打ち合わせるわくわくした気持ちは本作ならではのものだろう。信頼できる友達の名前を覚えて、絆を深くしていくのは、ネットワークゲームならでは。信じあえる仲間を見つけだそう。

　今回はさらに新フィールド「ジャングル」と、新モンスター「イャンクック」を公開。巨大な植物が生い茂り、ジャングルならではの強い湿気を感じさせる空気。木々の影からこちらを伺うモンスターの影。探索が困難なフィールドになりそうだ。この密林のどこかには洞窟もあるという。また、連なる滝が蕩々と流れる雄大な景色を楽しめる場所もある。観光目的で景色を楽しむプレイも楽しそうだ。

　この密林に生息しているのが大怪鳥イャンクック。鳥とはいっても全身桃色の鱗に覆われた、飛龍の亜種である。翼はもちろん、足も強靱で、素早く地上を走りくちばしで攻撃をくわえてくる。飛竜ほどには強力ではないが、侮れないモンスターである。

【スクリーンショット】
自分の部屋から“狩り”は始まる。装備の、アイテム整理やセーブなど狩りの拠点となるところだ
アイテムの売買や、武具の生産、加工やクエストなど、村にはさまざまな情報がこめられている
他のプレーヤーと待ち合わせる“街”オンラインプレイの始まりだ	巨大なモンスターを相手に、協力をして戦う。ネットワークゲームならではの楽しさ	クエスト中に自分勝手にアイテム集めもできるが、程々にしておかないと嫌われるかも
密林ステージのベースキャンプ。空が見れる場所は少ない	鬱蒼と茂った木々。何処にモンスターがいるのか？	密林ステージにはこんな絶景を楽しめる場所もある
ジャングルと一口に言っても、場所によって様々な顔を見せてくれる。優れた自然表現は、本作のセールスポイントのひとつ
怪鳥イャンクック。密林ステージのクエストのひとつが、こいつの討伐である。どうやって倒すのか?

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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「モンスターハンター」のページ
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/
□関連情報
【1月30日】カプコン、PS2「モンスターハンター」先行体験会を実施
プロモーションDVDのプレゼントも
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040130/monster.htm
【2003年8月18日】モンスターを知る者が、優れた狩人になれる
カプコン、PS2オンライン対応アクション「MONSTER HUNTER」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030818/mon.htm

(2004年2月19日)

[Reported by 勝田哲也]

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