オープン記念式典には、ゲーム専門媒体のほか、流通関係者、大学のゲームサークルが招待された。フロム・ソフトウェアは、同施設について、メーカー、メディア、流通、ユーザーによるコミュニティを構築していくというコンセプトを設定している。自社専用イベントスペースでゲーム大会や交流会を定期開催することで、コミュニティの活性化を促進し、同時にブランドイメージの向上を目指すとしている。

　イベントスペースの具体的な利用法としては、同社看板タイトルのひとつである「アーマード・コア」シリーズの対戦大会、ユーザー交流イベントなどが例としてあげられた。フロム・ソフトウェアはコアなファンを擁していることで有名だが、専用スペースで定期的に各種イベントが開催されるとなれば、ユーザーとメーカーの関係は、より緊密なものになるだろう。

プロデューサー各氏が登場して挨拶。ここで、3月25日に発売される予定「アーマード・コア ネクサス」より、4月1日発売予定の「九怨」のほうが早くマスターアップしたことが明らかにされた。鍋島プロデューサーの運命やいかに……

ミニライブも開催された。曲は「天誅 参」テーマのアレンジバーション。メリハリの効いたヴォーカルと、綺麗なピッキングハーモニクスが印象的なギターワークがイベントスペースに響き渡る

最新作「アーマード・コア ネクサス」、「九怨」、「天誅 紅」の映像が公開された。これだけクオリティの高い映像を見せられると、否が応でも期待感が高まる

□フロム・ソフトウェアのホームページ
http://www.fromsoftware.co.jp/

(2004年2月3日)

[Reported by 北村孝和]

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