ソニー、2003年第3四半期の決算を発表 ゲーム部門の売上高は前期比-4.5%
1月28日 発表
ソニー株式会社は、2003年度第3四半期の連結業績を発表した。ゲーム部門の売上高は3,670億円で、前年同期比で-4.5%の減少となった。
リリースによれば、ゲーム部門の売上はソフトで増収となったものの、ハードが減収。金額ベースでは、売上高が前期比3,841億円から3,670億円(-4.5%)に、営業利益が717億円から705億円(-1.6%)に減少。売上高に関しては、前年同期の為替レートを適用するなら2%の減少に止まるとしている。
ハードの減収は、日米欧の各地域で販売価格の戦略的引き下げを行なったためで、販売台数では前年同期を上回っているという。ソフトは、プレイステーション用が減少したものの、プレイステーション 2用が増加し、全体として四半期で過去最高の販売数量を記録。営業利益はPS2用ソフトが貢献したものの、半導体向け研究開発費の増加などにより減益になったとしている。
ハードウェア生産出荷台数(全地域合計) |
PS2 | 683万台 | (前年同期比 -120万台) |
PS one | 102万台 | (前年同期比 -200万台) |
ソフトウェア生産出荷本数(全地域合計) |
PS2 | 10,400万本 | (前年同期比+2,500万本) |
プレイステーション | 1,000万本 | (前年同期比-1,200万本) |
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/2004-1-28j/index.html
□関連情報
【2003年11月28日】ソニー、SCEを完全子会社化。2004年4月に株式交換を実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031128/sony.htm
(2004年1月28日)
[Reported by 北村孝和]
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