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アクアシステム、「YS-11で空の飛行 JAC Edition」を2月12日に発売
「銀翼アドバンス」のエンジンを利用した廉価版

2月12日発売予定

価格:2,980円

 株式会社アクアシステムは、新作フライトシミュレータ「YS-11で空の飛行 JAC Edition」を2月12日に発売する。ゲームエンジンは同社の「銀翼アドバンス」と同等のものを採用し、単体起動可能でありながら2,980円という低価格を実現。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPとなっている。

ターボプロップ双発旅客機YS-11。ターボジェットを使って両翼のプロペラを回す珍しいタイプの旅客機だ
YS-11のバーチャルコクピット。思いの外、視界は良好だ
 「YS11で空の飛行 JAC Edition」は、国産ターボプロップ双発旅客機YS-11をモチーフにした旅客機フライトシミュレータ。国内で唯一YS-11で定期線を就航している日本エアコミューター(JAC)からライセンスを受け、JACのカラーリングのYS-11で、定期路線を飛ばすことができる。

 収録空港は、JACの拠点である鹿児島空港のほか、福岡、高知、徳島、種子島、屋久島、奄美、沖永良部(おきのえらぶ)、与論の9港を網羅している。YS-11のカラーリングは、'88年就航当時から現在までの3パターンを収録。

 JACの定期航路はあらかじめフライトプランとして15種類用意されており、難しい設定抜きにYS-11を飛ばすことができる。また、飛行ルートを自分で設定することで定期航路以外の航路も自由に取ることができる。

 肝心のコクピットは、フル3Dで再現され、マウスで自由に見渡すことができる。操縦桿なども可動オブジェクトとして操作に連動してアニメーションする。低価格ながらフライトシミュレータとしてのベースの部分はしっかりしている。

 同作の魅力は、言うまでもなく滑走路の短い薩南諸島の各空港において、YS-11の特徴のひとつである短距離離着陸を思う存分に体験できるところ。YS-11ファンには要注目のフライトシムだ。

機体モデルやバーチャルコクピットはよくできているが、空の表現や地表テクスチャのクオリティは2001年レベルといっていい。そろそろフルモデルチェンジした「銀翼」の続編が望まれるところだ

(c) 2003-2004 AQUASYSTEM Co.,Ltd. ALL RIGHT RESERVED.

□アクアシステムのホームページ
http://www.aquasystem.co.jp/
□「YS-11で空の飛行 JAC Edition」のホームページ
http://www.aquasystem.co.jp/japanese2.html

(2004年1月13日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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