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ガマニア、ネッカ秋葉原店にて新作「Cococan」と、
「巨商伝」の新システムを発表、さらにオフ会イベントを開催

12月7日開催

会場:ネッカ秋葉原店

  株式会社ガマニアデジタルエンターテインメントは、12月7日、ネッカ秋葉原店にて同社の新作ネットゲーム、「Cococan」と、MMORPG「巨商伝」の新システムの発表を行なった。

 さらに会場には、ガマニアの「クリック美少女コンテスト」で選ばれた“クリコンGAL”が登場、「エターナルカオス2003」と、「巨商伝」のイベント「アキバで生クリコン!! ゲームイベント」が行われた。会場には彼女たちのファン、そしてゲームのプレイヤーが多数参加し、親しげな“オフ会”としての雰囲気をもったイベントとなった。



■かわいいキャラクタで対戦する「Cococan」
「Cococan」メインキャラクターの、グーキャット。「巨商伝」にもマスコットキャラクターとして登場する

 発表会で大きく取り上げられたのがこの「Cococan」。ガマニアは今までMMORPGを製作していたが、本作はこういった流れとは少しベクトルが異なる。「Cococan」は、かわいいキャラクタを起用した、ライトな対戦型アクションゲーム。より広いユーザー、低年齢層や、女性ユーザーへもアピールしていく作品となりそうだ。

 “グーキャット”をはじめとした、コミカルでかわいいキャラクター達が、最大八人の対戦を行う。「ポトリス」に強い影響を受けたゲームシステムを持った作品である。2D画面の、高低差のある地形で、互いにモノを投げつけあうルールだ。ユニークなアイテムや、派手な画面効果、さらに動物キャラクターならではのアメリカのコミックのような大げさな動きで、画面は非常に楽しい雰囲気を持っている。

 本作の特徴はアイテムなどを比較的簡単に追加できる、というところ。他者とのタイアップによる、ユニークなアイテムを登場させることをできるようなシステムを組んでいるのだ。既に本作が稼動している台湾では、ハンバーガー会社や、バイク会社と提携。使用できるアイテムに、現実の商品の姿を反映しているものが登場する。日本でも現在、数社とのタイアップが予定されているとのこと。課金を考えず、プレイヤーに手軽に楽しんでもらう、というところもユニークなところ。このサービスは、クリスマス、遅くても今月中に開始をしていきたいとのこと。

 さらに、本作に登場するグーキャットや、オットー、ボーボーといったキャラクターは、今後ガマニアの他の作品でも活躍予定という。ゲームの中に広告スペースをもうけていたり、これからの展開が気になる作品である。

【スクリーンショット】
 
キャラクタが地面を掘ることもできる「Cococan」。キャラクタ達の仕草を見ているだけでも楽しい



■貴重なアイテムを“現実に購入する”「巨商伝」の新システム

ホームページの画面。ここからアイテムを購入する
 現在βテストが行われており、1月中に本サービスが開始される予定のMMORPG「巨商伝」。この作品は1590年、日本では豊臣秀吉の時代を扱ったゲームで、プレイヤーは日本、台湾、中国、朝鮮、の4国の中からプレイヤーキャラクタを選択、世界を舞台に大商人を目指す。

 今回発表されたのは、「アイテムモール」というシステム。これは、ホームページで行われるサービスで、プレイヤーはホームページ上で、さまざまなアイテムを購入することができる。購入できるアイテムは国籍を変更させることができたり、イベントでしか手に入らないようなレアアイテムや、特別なコスチュームなど、多数のものが用意される予定。

 最も特徴的なところは、これらのアイテムはゲーム上のお金で買うのではなく、ガマニアがWebサイト上で提供するコンテンツを楽しむためのポイント「GASH(ギャッシュ)」を使うところ。このポイントは現実のお金で“購入”してチャージするもの。つまり、ゲーム内のアイテムを実際のお金で“買う”ことになるのだ。

 ホームページ上で購入したアイテムを受け取るためには、現在はまだ機能していない「酒場」を使うことで受けとることができる。このサービスはいち早く韓国で実施されているとのこと。アイテムの値段や、正式サービスの詳細はもう少し後に発表されるとのことだ。韓国や台湾ではこういった、「現実のお金でゲームのアイテムを買う」というシステムも一般的になりつつある。日本のユーザーの反応はどうだろうか?

【スクリーンショット】
ゲーム内のアイテムを実際のお金を使って買うシステム。日本でどのような評価を受けるのだろうか?



■ファンであり仲間であるユーザーと楽しく冒険!
「アキバで生クリコン!! ゲームイベント」


 発表会とともに行われた「アキバで生クリコン!! ゲームイベント」では、クリコンGALが司会を務めるイベントなのだが、他のゲームイベントとは少し違うところは、彼女たちがバリバリの「現役プレーヤー」である、という点だろう。

 特に、「エターナルカオス2003」は、ゲーム内で実際にギルドを運営し、1stキャラはレベル160を越えるという百瀬清香さんが司会を担当、彼女のギルドメンバーも会場にかけつけていた。イベントそのものは稼動しているサーバー内で実施。来場者とクリコンGALたちは会場のPCを使ってゲームにログイン。広場で列を作って行進したり、きついダンジョンに突入したりと、会場のプレイヤーが一丸となって団体行動を楽しんだ。広場の真ん中で、百瀬さんの合図で、一斉に踊りを始めるなど、「声」が聞こえる環境ならではのプレイも行われた。

 「オフ会」という要素も持っているところがユニークで、イベントが終わった後も、いつもゲーム内で顔を合わせている「仲間達」が、会場のはしばしで、「初めまして」といった挨拶をしている姿が印象的だった。

 なお、これらのイベントの後、撮影会や、ビンゴ大会、フリートークなどクリコンGALを中心としたクリコン・オフ会も開催された。

「エターナルカオス2003」のイベント。来場者は普段とはまったく違う環境でのプレイを楽しんでいた。司会の百瀬さんから問いかけられ、声を出そうかチャットで答えようか迷っているプレイヤーもいたりと、ユニークな場面も
現在βテスト中の「巨商伝」は、初心者を対象としたゲームの魅力を説明するイベントに。プレイヤー達はいったん“江戸”に集まってから、先導に従ってゲームを体験。

□ガマニアのホームページ
http://www.gamania.co.jp/

(2003年12月7日)

[Reported by 勝田哲也]


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