|
TCGの祭典「カードゲームフェスタ2003 AUTUMN」開催 |
会場:池袋サンシャイン文化会館
株式会社ホビージャパンのカードゲームフェスタ運営事務局が主催する、トレーディング・カードゲーム(以下TCG)ファンのために行なわれるカードゲームのプロモーション&販売イベント「カードゲームフェスタ2003 AUTUMN(以下、CGF)」が、池袋サンシャイン文化会館3Fのミプロ国際展示場において開催された。
ビデオゲームメーカーも何社か出展している「CGF」。様々なカードゲームが一斉に集まり、その紹介やステージイベントで盛り上がりを見せており、弊誌のプレーヤーズガイドでもお馴染みの「アヴァロンの鍵」を擁する株式会社ヒットメーカーのステージイベントも行なわれた。
TCGの中でもデジタルとアナログの両要素を兼ね揃えている「アヴァロンの鍵」。イベントは100人以上のファンによる熱気が渦巻いていた。また、新カードが追加されるエキスパンション「Ver1.20“召喚・宴”」のロケテストが28日からスタートしたこともあってか、衰えることのない人気ぶりが伺えた。
イベントはヒットメーカーの広報である西村ケンサク(27)氏を司会として、同ディレクターの金澤氏に加え、アルカディア編集部による解説で進行。各氏の自己紹介終了後、まずは恒例の大トレード大会でステージは幕を開けた。
これはヒットメーカーサイドが用意した各種人気カードと、イベントに参加しているファン達とのトレード大会となっており、開幕から大人気カードである「ケルピー」が飛び出すなど、会場のモチベーションは早くも最高潮。
さらに「アヴァロンのカードでなくとも、面白ければイイですよ!」との西村氏の発言をきっかけに、「ジャンプー」と「インフィニティー」をもじって作成した「ジャンフィニティー」のフィギュアをトレードカードの代わりに差し出していたファンや、しまいにはファンからトレードしたスーパーレアである「グラディエーター」を次の放出品にしてみたり(これは西村氏のアイデア)、それをファンの抱えている赤ちゃんとトレードしてしまうという事態に発展(ラストの赤ちゃんはあくまでジョークなのでお間違いなきように)!
興奮覚めやらぬトレード大会の後は、決められたお題のカードイラストの上手さを競う「イラスト大会」が行なわれた。参加を希望するファンの中から3人選ばれ、完成した絵を他のファンから審査してもらい、最も大きな拍手を得た方が商品として「プラテウム」などの貴重なカードを獲得していた。
イベント終了後は、ヒットメーカーの「アヴァロンの鍵」開発スタッフに加えて、アルカディア編集部攻略ライターによるデッキ診断コーナーが設けられていた。
いずれにしても、西村氏のトークが冴えを感じさせるステージイベントとなっていたのが印象深い。
「デジタルとアナログの融合」という意味では、同じく株式会社セガ(制作:株式会社ソニックチーム)から「ファンタシースターオンライン(以下、PSO) エピソード3 カードレボリューション」も出展されていた。
人気オンラインゲームである「PSO」も3本目となるわけだが、27日に発売された「PSO3」はTCGをベースとしたシステムがウリ。世界観を従来のシリーズと共有しながらも、新しいゲームへと変化を遂げている。
同ブースでは、オフライン版だが4人同時対戦が楽しめるモードや、通常モードの試遊台が設置されており、通常モードを遊んだプレーヤーには「幸運を呼ぶラッピー羽」がプレゼントされていた。
「PSO3」イベントではおなじみとなった「イノリス」 | オフラインで4人対戦ができる試遊台を設置 | カードの種類もかなり豊富に用意されている |
□ホビージャパンのホームページ
http://www.hobbyjapan.co.jp/
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□ソニックチームのホームページ
http://www.sonicteam.com/
□「アヴァロンの鍵」のページ
http://www.a-key.jp/
□「ファンタシースターオンライン エピソード3 カードレボリューション」のページ
http://www.sonicteam.com/pso3/
□関連情報
【11月28日】アヴァロンの鍵プレーヤーズガイド【第7回】
カードの組み合わせで生まれる「コンボ」の重要性
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031128/ava.htm
(2003年11月30日)
[Reported by 林 智加良 Photo by 石田賀津男]
GAME Watchホームページ |
|