株式会社ハムスターは、現在マスターピースが開発しているオンラインゲーム「ザ・コンビニ ネットバトル」のオープンβテストを11月28日の18時より開始する。ゲームサーバーは1,000名以上のユーザーが同時接続可能な環境を整え、1万人規模の参加を見込む。クライアントのファイルサイズは11MBで、公式サイトよりダウンロードが可能となっている。正式サービス開始は、来年1月頃を予定している。

ロビーで待機しながら店内の準備を整える。オンライン板ならではの要素だ

カードを使うことでゲーム世界にさまざまな効果をもたらすことができる

　「ザ・コンビニ ネットバトル」は、マスターピースの代表作として知られる「コンビニ」シリーズのエッセンスをカードバトルにしてオンラインゲーム化した対戦ゲーム。1つのマップに最大4人のプレーヤーが出店し、コンビニ経営の腕を競い合うというもので、時間経過を超高速で固定したり、店舗に対する細かい指示はカードバトルで簡略化させるなど、比較的短時間でプレイできるような工夫がなされている。

　同作は、10月1日よりクローズドβテストを実施し、各種のサーバーテストやクライアントの改良などを施してきたが、11月25日にユーザーの意見を反映させたアップデートを実施し、一般向けテストの準備が整ったことから、28日よりオープンβテストが実施される運びとなった。

　クローズドβテストから改良された主なポイントは、ロビークライアントの使い勝手の向上や、対戦ルールの各種カスタマイズなど、ゲーム外の部分に力が入れられている。ゲーム部分については、あとは新マップの追加やメーカー主催のイベントを行なう程度で、ゲームの基本的な仕様はそのままのようだ。

　ゲームプレイ上の大きな変更点としては、これまでは4人いないと対戦が始められなかったのが、2人、3人といった端数でもゲームスタートが可能になり、待ち時間がだいぶ軽減されたようだ。「コンビニ」シリーズを知らなくてもプレイできる内容なので、オンラインゲームファンは一度試してみてはいかがだろう。

初期に比べるとずいぶん洗練されたロビー画面。

ネットバトル中の画面。本家「コンビニ」とはずいぶん風合いの異なる作品だが、コンビニ経営の基本的な部分はすべて受け継いでいるので、やり込んだ人ならある程度有利にバトルを展開できる。カードバトルによる嫌がらせや営業妨害が新しいところだ

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□ハムスターのホームページ
http://www.hamster.co.jp/
□関連情報
【2003年9月19日】ハムスター、「ザ・コンビニ ネットバトル」を正式発表
カードバトルによる「コンビニ」オンライン対戦
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030718/mu.htm

(2003年11月27日)

[Reported by 中村聖司]

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