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「リネージュII」、「リネージュ クロスランカー」 |
左から「リネージュII」開発室長 ベ・ゼヒョン氏、リードゲームデザイナー キム・ヒョンジン氏 |
しかしですね、最近「派手なモノもとり入れよう」という流れもありまして、つい最近の変更で“スキル”部分のモーションが強化されているのです。スキルを交えて戦っていけば、派手なキャラクタの動きも楽しめると思いますよ。
--日本のプレーヤーに見てもらいたい場所、というのはありますか?
こちらも最近の変更で充実してきているところですが、「胞子の海」というところが、非常に奇妙な世界になっていて、美しいです。イメージ的には宮崎駿監督のアニメ「風の谷のナウシカ」の腐海のような感じでしょうか。
--最後に、日本のユーザーへメッセージを。
一生懸命作りましたので、まず楽しんでみてください。もしまだ未熟と感じるようなところなどがありましたら、どんどんご指摘ください。
--ありがとうございました。
リネージュサービス事業部シニアマネージャ 染谷光廣氏 |
ペナルティーがないかわりに、敵を倒しても経験値がほとんどはいりません。お金も少ない。さらに出てくるモンスターは強さが全くのランダムでして、殴ってみるまで分からない。上級者の目標である50レベルのキャラクタが勝てない「ウサギ」とかもいるんです。
そんなダンジョンに何故行くのか? それはキャラクタの能力値を増やすことができる「エリクサー」が入手できるからです。「リネージュ」には恒久的にキャラクタの能力を上昇させるアイテムは今までなかった、このアイテムは「リネージュ」の根幹を揺るがすようなアイテムなんです
もうひとつの「傲慢の塔」はストーリーに関わる重要な建物で、今後も鍵となる高レベル向けダンジョンです。さらにこの世界の恐怖の象徴である“バルログ”にも関わってきます。
また、細かい修正もありまして、アデンの街に「ジュース屋」ができました。ここに果物を持っていくと、食べ物は通常空腹を満たすものなのですが、直接体力を回復させるポーションと同じモノにしてくれたりします。
そしてプレーヤー達の話題に上っているのが「城の入り口が広くなった」こと。攻城戦ではこの変更はとても大きい。城を持っている血盟は、戦略を全く変えていかなくてはなりませんね。
--ダークエルフは初心者でも使えるキャラクタなのでしょうか? 敵対種族ということで制約があったりしますか?
ありません、結盟やパーティープレイにはまったく影響を受けません。ダークエルフは2刀流や、回復魔法を持っていないなど、攻撃に特化した「暗殺者(アサシン)」がデザインコンセプトとなっています。移動が他のキャラクタより早く、攻撃力が強い代わりに、打たれ弱い。
「リネージュ」は他のMMORPGよりも多少アクション要素が強く、テクニカルなスキルを持つプレーヤーは、有利に戦えるのです。ヒットアンドアゥエイという、言葉は簡単ですが実際は難しい戦法に挑戦できるキャラクタなのです。もちろん初心者が使っても問題はないです。また、弓矢よりも強い代わりに多くもてない「投げナイフ」を使います。これも使い方が楽しいアイテムです。
ダークエルフは独自の文化を持っていて、武器やアイテムなどダークエルフ専用のものは、ダークエルフの街でしか買えません。「リネージュ」は今まで1アカウントにつき3人までしかキャラクタが作れなかったのですが、今回の導入によって4キャラクタ作成可能になります。ダークエルフを作るのも、他のキャラクタを作るのも、面白いと思います。
--ここは見てほしい、というようなところはありますか?
ぜひ挑戦してもらいたい50レベルのキャラクタが挑戦できるクエストというのがあります。今まで様々なレベル向けのクエストがあったのですが、この50レベルのクエストはダークエルフをのぞく各職業、各種族の高レベルキャラクタの協力が必要となる。しかも生き残るためには戦いにも精通しなくてはなりません。ラストに待ち受けるのは、なんとあの「バルログ」なんです。彼は封印の影響下にあるのでまだ人の手の力の範囲なのですが、それでも強いですよ。
--最後にユーザーにメッセージをお願いします。
50レベルのクエスト、傲慢の塔攻略、夢幻の攻略は、頑張って挑戦して欲しい。特に50レベルのクエストは失敗してもあきらめずに成し遂げてください。また、27日、28日のブースで開催されるツアーは僕自身すごく楽しみにしています。普段裏方のGMをいじくり倒して遊べますし、特別バージョンと言うことで色々無茶を仕掛けようと思ってます。
□NCジャパンのホームページ
http://www.ncjapan.co.jp
□「リネージュ II」の公式ページ
http://www.lineage2.jp/
□「リネージュ」の公式ページ
http://www1.lineageonline.jp/index.html
(2003年9月27日)
[Reported by 勝田哲也]
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