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キッズステーション、GC「式神の城II」プレイイベント開催 |
中央がディレクタのNAOKI氏。右が佐々木アルファ・システム社長 |
【式神の城II】
10月24日 発売予定
価格:6,800円
株式会社キッズステーションは、10月24日に発売を予定しているニンテンドーゲームキューブ用シューティングゲーム「式神の城II」のプレイイベントを秋葉原のショップ、ラオックスアソビットシティ1階にて開催した。会場には多くのユーザーが集まり、開始時間前から熱心にデモ映像を眺めるファンの姿が目立った。
「式神の城II」は、アーケードで稼動中のシューティングゲームをニンテンドーゲームキューブに移植。敵や敵弾に近づくと攻撃力が増しスコアも上がる「テンション・ボーナス・システム」や、ショットボタン押しっぱなしで発動する「式神攻撃」。そして独特の世界観やステージ間のドラマなど多くのファンを引きつけてきた。
今回のイベントでは開発元のアルファ・システムから佐々木社長とディレクタのNAOKI氏が来場。佐々木社長は「今回出展したバージョンは2人プレイもできるので、楽しんで下さい」とコメント。NAOKI氏も「キャラの掛け合いとか楽しんでもらえれば」と続けた。
そのあと、ファンの質問を受け付けるコーナーで“開発で大変だったことは?”と問われたNAOKI氏は「『式神の城』は8割が僕の趣味で、2割が他のスタッフとやりあって作成されている。『II』では、“もう一度、城ができて、そこに行く”という設定やストーリーを考えるのが大変だった」と振り返った。
また、隠しキャラクタの“チビふみこ”については、「実は初めて告白するのですが……」と断わりながらNAOKI氏は「隠しキャラを入れるのを忘れていたんです。7人のキャラクタをつくって終わりだと思っていたら、8人必要で、もう一人作らなければならなかった。そのときコミックアンソロジーの表紙の裏のことを思い出して、逆に本編に出すのも面白いかと思って出すことにした」と説明した。
会場からは、他機種への展開についての質問がだされたが、これについては「1番最初に完成したのがGC版だった。作り手としては色々な人に遊んで欲しい。前作はXbox版を一番最初にリリースして、ハードといっしょに買ってくれたファンもいるので、そういった人のためにもできれば出したい。アルファ・システムとしては順番はわからないが、Xbox版、PS2版、ドリームキャスト版をやっていきたいし、早いうちに発売できればと思う」と前向きな発言があった。
さらに“続編”に関する質問には「『II』でも解決していない謎がある。それらの謎が『III』かどうかはわからないが、解明するべく作っていきたいと考えている。なんらかの形で続けていければと思う」とこちらも期待させるコメントとなった。
最後に行なわれた試遊体験会では、熱心にデモ画面を眺めながらプレイするファンの姿が印象的だった。GC版には、ストーリーデモが後から閲覧できるストーリーリコレクトなど独自の機能も搭載されている。キャラクタなど色々と楽しむ要素はあるゲームなので、発売まで注目してみてはいかがだろうか。
(2003年9月23日)
[Reported by 船津稔]
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