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OPムービーに「ほしのこえ」の新海誠氏を起用 |
価格:6,800円
「Wind」は、2002年にPCで発売されたアドベンチャーゲーム。PS2版は今年2月に発売されたドリームキャスト版をベースに、さらにイベントCGを追加。新規制作のアドバタイズムービーも収録されている。また、フルデジタルアニメーション「ほしのこえ」で新世紀東京国際アニメフェア21の優秀賞を受賞した新海誠氏が手がけたオープニングムービーは、PS2版でさらに細かい修正が施されている。
本作は、テキストを読みながら進めていくノベルタイプのアドベンチャーゲーム。所々で出現する選択肢の選び方でストーリーが分岐。ヒロインとの恋愛、妹の出生の秘密、街に伝わる謎の力など、展開によってさまざまな結末がプレーヤーを待ち受ける。なお、すべてのエンディングを見ることで、はじめて「大きなひとつの物語」が完結する。
ゲームのロードやセーブはいつでも実行可能。再プレイ時、すでに読んだ部分を飛ばす「既読スキップ」、読み飛ばした部分にすぐもどる「音声付きバックログ」、選択肢が登場するまで自動でゲームを進める「オートモード」など、快適にゲームがプレイできる機能が用意されている。
幼年時代を過ごした街に転校してきた主人公「丘野真(おかのまこと)」と妹の「ひなた」は、同級生の「橘勤(たちばなつとむ)」や「紫光院霞(しこういんかすみ)」など、たくさんの友だちと楽しい学園生活を送っていた。
そんなある日の放課後、真の耳にハーモニカの音色が聴こえてくる。懐かしい音色に誘われるまま、やがて屋上にたどり着いた真は、ひとりの少女と出会う。「想いは、遠く離れてても届くんだよ。そして想いを無くさない限り、また会えるの。……今、私たちがこうしているようにね」
そういって微笑みながら振り向いたのは、かつて離ればなれになった幼なじみの「鳴風みなみ(なるかぜ みなも)」だった。それぞれの“想い”を胸に、学園生活を送る主人公と友人たち。不思議な街を舞台に、彼らの物語が幕を開ける。
【スクリーンショット】 | ||
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□アルケミストのホームページ
http://www.alchemist-net.co.jp/
(2003年9月22日)
[Reported by 北村孝和]
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