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ナムコ、「鉄拳」キャラクタが登場する家庭用オリジナルタイトル
「ニーナ(仮称)」を発表

2004年 発売予定

価格:未定

ニーナの設定画。上が戦闘中のもの、下が格闘大会に出場したときのもの
 株式会社ナムコは、同社の人気格闘ゲーム「鉄拳」シリーズのキャラクタ「ニーナ」をフューチャーしたオリジナルタイトルを2004年に発売する予定。タイトルは「ニーナ(仮称)」で、シリーズ皆勤賞のアサシンでありスイーパーである、ニーナ・ウイリアムズの過去を独自の視点で描くアクションアドベンチャー。プラットフォームはプレイステーション 2となる。
【ニーナ・ウイリアムズ】
これは格闘大会に出場したときのコスチューム。オープニングムービーで登場する

 このゲームの最大の特徴は、L、Rの2つのスティックで操作が行なわれるということ。Lスティックはキャラクタの移動、Rスティックで攻撃となる。独特なのは、Rスティックを敵方向へと「弾く」入力をすることで攻撃動作となる点。さらに、連続攻撃やガードも、Rスティックの入力タイミングやLスティックとの組み合わせによる入力でカバーしている。

 また、「内部破壊」システムもオリジナルのものだ。「内部破壊」を発動し、敵をロックオンすると、レントゲン写真さながらの透視図が表示される。この一定時間内に攻撃箇所を指定し、敵にダメージを与えることができるが、敵の弱点を正確に攻撃することで、一撃必殺の破壊力を得ることが可能となっている。
【スクリーンショット】
「内部破壊」システムのビジュアル。敵の弱点をつくことができれば、一撃必殺も十分可能

【「ニーナ(仮称)」STORY】

 大西洋上で大型輸送船が沈没した……。
 かねてよりCIAがマークしていた幻の組織“カミエータ”の武器密輸船であった。船は内偵を進めていたエージェントからの不可解な通信を最後に大爆発を起こしていた。
 カミエータの研究者であるルーカスは、特殊兵器である「サラキア」を完成させた。彼は冷遇された組織と決別し、世界各国のテロ支援国にサラキアを売り込むため、大型輸送船を沈めたのである。ルーカスは、「サラキア」の起動デバイスを持ち出そうとするが、カミエータ幹部のひとりであるエンリケに捕まってしまう。
 一方、CIAは大型輸送船に乗り込んでいたエージェントの情報から、カミエータ幹部たちが豪華客船「アンフィトリテ」で開催される「闇の格闘トーナメント」を観戦するために集結することを突き止める。
 カミエータの組織を探るため、客船にはニーナを含む3名のエージェントが送り込まれる。ニーナの役目は仲間が失敗した際に任務を引き継いで強引に遂行するスイ-パー(始末人)である。ニーナは客船に潜り込むために「闇の格闘トーナメント」へ参加する。
 みごと優勝するが主催者であり幹部の1人であるラナ・レイによって監禁されてしまう。
 その時、ニーナに緊急通信が入る。仲間の任務が失敗したのだ。ニーナは行動を開始する。 「サラキア」をめぐり、物語はここからはじまる……。
【アラン・スミシー】
MI6のエージェント。今回の任務でニーナの相棒となる
【一般兵】
【ステージMAP】
闘いの舞台となる豪華客船の全景 客船のプールデッキ(夜景) ここはカジノルーム
ラナ・レイの部屋。こちらは寝室 ラナ・レイの部屋。こちらは巨大水槽がある居室 客船のキャプテンルーム
地下兵器研究施設にあるボスコノビッチ研究室(!) 刑務所の拷問室

 「鉄拳」シリーズ初のキャラクタをターゲットにしたサイドストーリーが楽しめるだけでなく、爽快感を重視した直感的操作がウリとなるこのゲーム、完成が楽しみな一作となりそうだ。ちなみに、26日から開催される東京ゲームショウにおいて、この「ニーナ(仮称)」の映像が上映されることがすでに決まっているという。気になるファンは会場に足を運んでみてはいかがだろうか?

【スクリーンショット集はこちらから】


(C) ナムコ
※画面写真は開発中のものです

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□製品情報
http://www.namco.co.jp/cs/ps2/nina/

(2003年9月18日)

[Reported by 佐伯憲司]


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