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ナムコ、CG映画と同時期リリースのフランス製アクションアドベンチャー |
価格:未定
映画と同じスタッフがゲームを手がけることにより、映画的演出がふんだんに取り込まれ、統一されたイメージでプレイが楽しめる点がこのゲームの大きな魅力。主人公・ケイナと行く手を阻むクリーチャーとの戦闘、謎解き要素などが盛り込まれており、壮大なストーリー、そしてゲームボリュームになりそうだ。
【ケイナ(CV:魏 涼子】 | ||
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好奇心旺盛な少女。アクシスの頂上と根元の中間に位置し、二層の雲に覆われている集落に住んでいる。村人はそこで樹液の採取に精を出し、それを神にささげる生活を送っている。しかし、最近はその樹液の源泉が枯れつつあり、村人の労働は骨の折れるものになっていた。そのような中、樹液があふれ出す場所が実在すると信じているケイナは、仲間を救う旅に出発する |
■ STORY
目に見えない糸で結ばれた2つの星、アストリアとタレスIV。星には樹液があふれ、セレナイト人の生活を支えていた。そう、ヴェカリア人を乗せた宇宙船が遭難し、アストリアで爆発する事件が起こるまでは。
爆発の後、宇宙船の頭脳である「ヴェカノイ」はアストリアとの間で不思議な魔力を生み出した。やがて、その魔力により「アクシス(いくつもの大枝からなる巨大集合体)」が創造され、その力強い植生は惑星アストリアの生態系を根本から変えていくことになった。樹液は新しい生態系を創り出す力に費やされ、セレナイト人の生活は徐々に圧迫されていった。
一方、爆発した宇宙船の乗組員ヴェカリア人はほぼ全滅してしまったが、数名が生き延びアクシスの中で避難生活を送っていた。
爆発から600年後、アストリアで生まれたアクシスは巨大な植物体系へと成長し、今や隣の星タレスIVまで伸びようとしていた。また、その間、星は獰猛な略奪者によって支配されるようになり、敵意に満ちた無慈悲な世界へと変貌を遂げていた。そして樹液の枯渇はますますひどくなり、人々の生活をいっそう困難なものにしていた。
【映画同様のCGシーン】 | ||
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雰囲気作りに注力していることがうかがえるソフトフィルターのかかったCG映像 |
映画公開と同時期にゲームを発売する、というのはここ1年ほどのトレンドだが、この作品の場合、同一スタッフによるゲームと映画のリンクにより、内容の統一、質感や演出面での向上などの効果を期待して作られている作品だけに、そのできばえが気になるところ。26日から開催される東京ゲームショウでもこの作品の映像が上映されるので、その映像美を確認したい人は会場に足を運んでみてはいかがだろうか?
【スクリーンショット】 | ||
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独特のソフト感と、強いコントラストが混ざり合ったゲーム映像 |
□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□製品情報
http://www.namco.co.jp/cs/ps2/kaena/
□関連情報
【2001年6月22日】ナムコ、フランス制作のフルCG映画「AXIS」のゲームを共同制作
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010622/axis.htm
(2003年9月18日)
[Reported by 佐伯憲司]
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