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まずはICカードを挿入
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次にデッキだ。写真のように、方向に気を付けて縦に挿入しよう
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デッキの読み込み画面。自分のデッキと異なる場合は再読み込みを試みるべきだが、初プレイ時はあまり気にする必要はないだろう
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ゲームモードの選択画面。まずはチュートリアルから始めてみるといいだろう
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スターターパックを購入したら早速ゲームに参加してみよう。「アヴァロン」は4人型の対戦ボードゲーム形式になっていて、プレーヤーが4人揃わない場合にはCPUキャラが対戦相手として補充される。
料金は1プレイ300円、2プレイ500円(店舗によって異なる可能性がある)なので、基本は2プレイしてどんどんゲームに慣れてしまうのが理想だ。
まずはクレジットを投入した後にスターターパックに混入されているICカードを筐体に挿入する。後にデッキ挿入画面に切り替わるので、スターターパックに残った30枚のカード(デッキ)を、カードの上をカードスロットに向けて揃えて挿入する。スロットの左側にカードをそろえるようにすると正確に読み込みされやすい。これで機械が自動的にデッキを読み込んでくれるが、稀に読み取りミスをすることがある。そのため、読み込んだデッキが正確なものかどうか画面で確認しておこう。もし、読み込んだデッキが自分のものと違う場合には、デッキの読み直しが1回だけ行なえる。カードを整えて再度読み取りするようにしよう。
デッキの読み込みが無事完了すると、キャラクタ選択画面になる。キャラクタによって能力が変化しないので、見た目など、自分が気に入ったキャラクタを選択しよう。次に名前の入力画面に切り替わるはず。これはゲーム画面上に表示される自分の名前となる。勿論ICカードにも保存されるので、慎重に決めよう。
以上の手順すべてが終了すると、ゲームモードの選択画面になる。基本的な流れは全て解説されるのだが、初プレイ時ならば「チュートリアル」モードでおさらいするのも悪くはないだろう(チュートリアルは、クレジットを入れるだけでスタートが可能)。
● ゲームの流れ、基本的なルール
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ホルダーが目指す「ほこら」。ほこらはマップ上に数箇所配置されているが、次の目的地となるほこらは画像のように光り輝いているので、迷うことはない
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上記の過程をひと通り終了すると、いよいよゲームスタートだ。アヴァロンは基本的に1人の「ホルダー」と3人の「チェイサー」に分かれてゲームが進行する。「アヴァロンの鍵」を所持しているホルダーはそれを維持しながらほこらを目指し、チェイサーはホルダーから鍵を奪い、やはりほこらを目指す。ホルダーとチェイサーは交互にターンが到来し、既にゲームが進行している状態で参加すると、ホルダーの次ターン開始時からゲームに参加する。
ホルダーは1人で制限時間いっぱいにターンを使うことが可能だが、チェイサーのターンは3人同時に始まり、ホルダーを追いかけることになる。チェイサーがホルダーのいるマスに到達すると、チェイサー全員がターンを終了した瞬間に戦闘が開始される。この時、複数のチェイサーが同ターン内にホルダーに到達している場合は、チェイサーに到達し、戦闘準備を終えた順番に戦闘が行なわれるという仕組みになっている。
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ホルダーに到達し、戦闘準備が終了した順番に戦闘が開始され、先に到達したチェイサーが勝利するとホルダーチェンジになる。この場合、後のプレーヤーはそのマスから飛ばされ、戦闘は行なわない
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ちなみに、ホルダー、チェイサー両ターンともに存在する制限時間だが、手札があり、行動可能な状態だとしても、制限時間が終了すればコマンドを入力できなくなってしまい、強制的にターンは終了してしまう。慣れないうちは、この制限時間にかなり苦しめられることになるかもしれないが、頑張って最速の行動を心がけよう。特にチェイサーの場合、それに加えてほかの2人のチェイサーと常に時間を争うことになるため、どんなに手札がよくても、手際が悪いと一度もホルダーと対戦しないままゲームオーバーになってしまうこともあるだろう。ポイントとしては相手のターン(自分がチェイサーならホルダーターン)に手札やマップを確認し、次ターンの行動を考えておくと非常に展開が楽になるだろう。
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画面の右下にある「マップ全体を見る」をクリックするとマップの全景が映し出され、個別に各所をクリックすると詳細情報を調べることができる
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また「マップ全体を見る」をクリックすると現在のマップ全体を確認できる。特定個所を調べたい場合には、その個所を更にクリックすることで拡大できる。その際にマップ上のモンスターやプレーヤーをクリックすると、詳細情報が調べられるので覚えておこう。
● 移動・戦闘について
移動や戦闘は、全て手札のモンスターカードを使用することで行なわれる。カードは赤、黄、緑、青の属性にそれぞれ分かれており、対応した同じ色のマスを移動できる。手札はターンの開始時に6枚に補充されるので、自分がいる位置を確認し、マスの色が噛み合ってない時はターン終了前に必要なものを残して手札を捨てて、新しいカードをどんどんドローするよう心がけよう。戦闘は対戦相手が配置したモンスターのマスに止まるか、対戦相手がいるマスに直接止まることで自動的に開始される。
注意すべき点として、プレーヤーに戦闘を挑まれた場合、そのプレーヤーのマスにモンスターを配置していない時は、相手モンスターの攻撃を一方的に受けてしまう。この事態を避けるためにも、移動ができずターンを終了する場合でも、必ずモンスターを配置してターンを終了しよう。特に自分がホルダーの場合、絶対に忘れてはならないポイントだ。ちなみに、アヴァロンにおいて対戦相手とは、対立関係(自分がホルダーならチェイサー)にあるプレーヤーのことを意味する。つまり、チェイサー同士で戦闘になることは絶対にありえないのだ。
話を元に戻そう。戦闘になると当然、戦うモンスターを手札から選択することになる(自分が配置したモンスターに相手が挑んできた場合は、選択はできない)。モンスターを選択した後に「戦闘支援カード」を使う時間がある。これは戦闘を行なうモンスターの能力を変化させたり、相手の支援カードの使用を妨害したりと役割は様々だが、これによって戦闘における駆け引きが濃厚なものになっているわけだ。
戦闘が始まるとお互いのモンスターが攻撃値の数値分ダメージを与え合い、これが耐久値を上回っているとモンスターは倒れてしまう。基本的には戦闘を仕掛けた側のモンスターに先に攻撃する権利が与えられるのだが、モンスターの戦闘時発動能力や、先述の戦闘支援カードによって立場が逆転することもある。初めのうちは理解しにくい部分が多いかもしれないが、戦闘支援カードを上手く使って、相手との読み合いを制することがゲームを長くプレイするコツであり、またこのゲームの醍醐味なのだ。ちなみに、戦闘支援カードは1回の戦闘で1枚だけ使用できる。
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戦闘開始画面。後に戦闘支援カードを使うか否かの選択画面になる
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● ゲームオーバー
・ライフがゼロになってしまう
ライフ5点でスタートし、戦闘で負けるかターンを終了するとライフが失われていく。戦闘敗北時、ターン終了時と共に損失ライフは2点なのだが、戦闘敗北時は2点以上ライフがなくなることもある。これは戦闘に負けたときに、モンスターの耐久値より多くのダメージを受けすぎるとその分が反映され、プレーヤーが受けるダメージも大きくなってしまうためだ。手札が余っているからといって無闇にモンスターを配置してしまうと、戦闘を仕掛けられてライフを失うこともあるので、ゲームに慣れるまではあまりモンスターを配置しない方が賢明だろう。
また、戦闘時のライフ計算は、
勝利側:
(自分のモンスターの攻撃値-対戦モンスターの耐久値)/10+1のライフを獲得
敗北側:
(対戦モンスターの攻撃値-自分のモンスターの耐久値)/10+2のライフを喪失
となっており、その他に以下の特例がある。
即死勝利は、勝利側が+1、敗北側は-2
(支援カード“消滅”を使って勝敗がついた場合は、勝った方が+0、敗北側は-1)
敗北側は、現在のライフ数を越えてライフを奪われることはない
例えば、計算式上で勝利側+3、敗北側が-4の結果が出たとしても、敗北側の現在ライフが2の場合、ライフは勝利側+1、敗北側が-2となる。
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ターン終了時は一律で-2点なのだが、戦闘敗北時はそれ以上になることもある
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また、ターン終了時でもチェイサーが鍵を奪った時(これは気絶したホルダーやフィールドに落ちている鍵を入手した時も含まれる)と、その状態でほこらに到達したターンに限ってライフを損失することはない。特にほこらに到達した時にはライフを+2点獲得できるので、通常にターンを終了する時に比べて差し引き4点得するという計算だ。これはかなり重要なことなので覚えておこう。
・賢者の城にワープし、「証」をもらったとき
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ほこらに到達すると「証」が手に入る。これが一定量まで貯まると学位が上がっていく仕組み
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もうひとつは鍵を保持した状態でほこらに3回到達すると、自動的に「賢者の城」にワープし、「証(経験値)」が手に入るとともにゲーム終了となる。証がある一定まで貯まると「学位」が上がっていく。これによってゲーム内における能力が変化することはないのだが、自キャラをカスタマイズできる様々なアイテムを手に入れることが可能だ。
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ほこらに3回到達すると「賢者の城」にワープし、画像のような評価表が出現する。規定の量まで証を貯めることで学位とともに、キャラクタをカスタマイズすることができる「アイテム」が手に入る
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つまるところ、ゲームを長くプレイするためにはライフを獲得しなければならないわけだ。戦闘敗北時にライフが失われるように、逆に勝利時はライフを獲得できる。獲得数は損失ライフ-1点になっている。相手の損失が2点ならば、獲得は1点だ。
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