価格：8,800円（SOCOM USB ヘッドセット同梱）

同梱される専用ヘッドセット。これにより、よりリアルな戦闘が楽しめる

　株式会社ソニー コンピュータ エンタテインメントはプレイステーション2用ソフトとして「SOCOM： U.S. NAVY SEALs」を7月24日に発売する。価格は8,800円（SOCOM USB ヘッドセット同梱）。

　アメリカで人気を博した本作が、日本語版となって登場する。本作は特殊部隊SEALの部隊長となり、テロリストと戦いを繰り広げるアクションシューティング。アメリカ海軍特殊部隊司令部の全面協力のもと、登場するライフルや手榴弾といった武器などはすべて実在の物をモデルにした、リアリティにこだわった作品となっている。

　本作の最大の特徴は同梱される「SOCOM USB ヘッドセット」。マイクとヘッドフォンがひとつになったこのデバイスにより、プレーヤーはより臨場感あふれる「戦場」を体験することができる。
　シングルプレイでは、司令官の指示のもと、3人の隊員を率いてさまざまな戦場で戦うこととなるのだが、仲間への指示はこのヘッドセットによる音声で指示を出していく。コントローラだけではなく「口」も使う必要があるのだ。スピーカーからは戦況に合わせて仲間からの報告や本部からの通信が流れる。実際に通信機を使っているかのような感触を味わえるだろう。

　ミッションは人質の奪還から、急襲、隠密行動など多岐に渡る。戦い方もマシンガン、スナイパーライフル、さらに近接戦闘というように使用する武器・装備によって全く状況は異なってくる。自分のプレイスタイルと、ミッションに応じた「攻略法」が必要となり、その選択もプレイの大きな楽しみのひとつ。

　シングルプレイのみならず、マルチプレイも魅力。オンラインモードでは最大16人（8人vs8人）の対戦が楽しめる。オンライン対戦は無料で楽しめる。本作はプレーヤーを後ろから見る三人称視点なので、「3D酔い」が心配な人にもオススメできるタイトルになりそうだ。もちろん一人称視点にも変更可能。さらにヘッドセットによるボイスチャットもフォロー。「戦いながら」使用できるこのデバイスは、連携や偵察などにも威力を発揮してくれるだろう。
　ひとつ忠告は、「ものを食べながらボイスチャットをしてはいけない」。生じる雑音によって、仲間の士気ががた落ちになるから要注意。これはボイスチャットにおけるお約束だ。

　本作は日本に続き、ヨーロッパや韓国でも発売が予定されている。

【スクリーンショット】

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(C) 2003 Sony Computer Entertainment America Inc.

□プレイステーション オフィシャルホームページ
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http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030515/sce_1.htm

(2003年6月25日)

[Reported by 勝田哲也]

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