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ハドソン「天外魔境」プロジェクト正式始動 |
株式会社ハドソンは、同社のRPG大作として数々のハードで人気を集めてきた「天外魔境」シリーズのプロジェクトを公開。6月6日から公式ホームページをオープンさせると共に、2004年に発売される最新作に向けて数々のプロモーションを展開していく。
「天外魔境」シリーズの第1作目となる「天外魔境 ZIRAIA」は、日本電気HEのコンシューマハード「PCエンジン」用のCD-ROMドライブ「CDROM2」のキラータイトルとして'89年に制作され、ヒットを記録した大作RPG。広井王子氏を中心に制作され、架空の国“ジパング”を舞台に、和風テイスト溢れる作品に仕上がっていた。また、それまではゲームといえばROMだったが、メディアにCD-ROMが使われたことからフルオーケストラの音楽を収録したり、声優を起用した音声をふんだんに使用するといった豪華な内容だった。
その後、スーパーCDROM2で「天外魔境II 卍MARU」、「天外魔境 風雲カブキ伝」が制作され、PC-FX、ネオジオ、ネオジオCDといったハードで格闘アクションをリリース。スーパーファミコンで「天外魔境 ZERO」が発表されたあと、6年前にセガサターンで「天外魔境 第四の黙示録」が制作されてからは沈黙を守っていた。
今回、「天外魔境」プロジェクトとして同作の復活をアピール。まずは9月25日に、ニンテンドーゲームキューブ版「天外魔境II MANJI MARU」が発売され、10月2日にはプレイステーション 2版を発売。「天外魔境II MANJI MARU」は現行のマシン仕様に合わせてリメイクされたバージョンとなる。
そして期待の新作となる「天外魔境III NAMIDA」の制作もスタートしており、2004年に発売される予定となっている (対応プラットフォームは発表されていない)。新作を手がけるのはもちろん広井王子氏で、このほか明らかになっているところでは音楽監督が加藤和彦氏となっている。
こういった製品のリリースに合わせて、6月6日からは公式ホームページがオープンするほか、7月からラジオ番組「tengai.jp 今夜もはてぃはてぃ」がスタート。このほか、テレビやラジオでイメージCMを流し認知度の向上を図っていく。
(C) 1992,2003 HUDSON SOFT
(C) 1992,2003 RED
□ハドソンのホームページ
http://www.hudson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hudson.co.jp/corp/news/tengai.html
□「天外魔境」の公式WEBページ
http://tengai.jp/
(2003年6月6日)
[Reported by 船津稔]
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