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「Xbox Championship Vol.1『ソウルキャリバーII』」 |
会場:アソビットシティ
スポーン同士の対決をどれだけ研究してきたか、それをどこまでアガらずに発揮できたかがポイントとなった序盤戦 |
「初戦で必ずXbox版ゲストキャラクタのスポーンを使用、Xboxコントローラでのプレイ(初期配置のみ)」というルールがユニークであるこの大会、アーケード版で幾多の大会を勝ち抜いてきた強豪プレーヤーの姿が多数見られたが、この「初戦のスポーンVSスポーン」、そしてコントローラでの激戦をどう勝ち抜けるのかが勝敗をわけたといっても過言ではない試合展開となった。各ボタンの配置を頭に叩き込み、独自の連係を組み立てているプレーヤーが強さを発揮する場面があった反面、コマンドミスによっていきなり天国から地獄へとリングアウト、という波乱含みの展開もあった。
使用キャラを自由に選択でき、ソフィーティアやソン・ミナなども登場した2回戦以降は、家庭用でパワーアップしたラファエルを筆頭に、キャラクタ選択はかなりばらけていたようだった。毎回対戦のたびにキャラクタを変更していたプレーヤーの姿も見かけられた。コントローラさばきもまるでAC版のごとくスムーズにプレイできていた印象が強く、各人かなりの練習を積んできたようだ。
さて、関東ブロック代表選出は、A、B、C、Dと4つのブロック優勝者が自動的に全国大会出場が決定。そして敗者復活戦、補欠の選出も行なわれ、全国大会へのチャンスは何度か訪れるというプレーヤーにとってはありがたい大会となった。
4つのブロックを勝ち抜いた高橋、穂刈、柄沢、木村の4氏は、その後行なわれた関東ブロック優勝決定戦ではそれまでとはうって変わってリラックスムード。全員がシャレードを選択するというランディング状態へと突入。会場を沸かせた。
関東ブロック決勝戦は、高橋氏、穂刈氏で争われたが、ここでもシャレードVSシャレードの戦いとなった。試合前、高橋氏に対して「負ける要素はありません」と強気の(?)発言をしていた穂刈氏だったが、結果は高橋氏に敗れ去り、逆に高橋氏の「負ける要素はありません」という切り返しの言葉が現実のものに。
試合後に全国大会への意気込みを問われた高橋氏は、「全国でも優勝します」と力強い発言。穂刈氏も「今日は負けて悔しかった。全国大会ではがんばります」と気合をのぞかせていた。なお、全国大会は6月中に行なわれる。
大会に参加した年齢層も幅広く、場所柄もあってか通行人の注目を浴びていた序盤戦。賞品の豪華さからか、ピリピリした緊張感に包まれながらも、それぞれが対戦を楽しんでいたようだ | ||
それまでと違ってなごやかな雰囲気となった関東ブロック優勝決定戦 |
(2003年6月1日)
[Reported by 佐伯憲司 Photo by 船津稔]
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