価格：6,800円

SLG色の強いカードゲーム。システムなどの詳細については後日紹介する

　アイディアファクトリー株式会社は、プレイステーション用カードゲーム「カルディナル アーク ～混沌の封札～」を8月頃に発売する。価格は6,800円。

　PS2「カルディナル アーク」は、四角で仕切られたボードマップ上でシミュレーションゲームのようにユニットを動かし、カードを使って戦うゲーム。同社が数多の作品で展開する共通の世界観「大陸ネバーランド」がゲームの舞台。

　ゲームは、お互いのドミネーター（リーダー）がマップ上に配置された形でスタートする。ここからドミネーターやユニットを移動させて支配地域（コンクエスト）を増やしていく。支配地域を増やして「コスト」を発生させることで、はじめて「カード」が使えるようになる。カードは「ユニット」、「スペル（魔法）」、「ベース（拠点）」の3種類がある。カードには、効果、維持コスト、属性、レア度などの情報が記載されている。

　ドミネーターやユニットを移動させて支配地域を増やす＝コストをたくさん蓄積するほど、強いカードが使えるようになる。ただし、カードは組んだデッキからランダムに引くため、欲しいときに必要なカードが必ず引けるとは限らない。なお、ユニットは毎ターン「維持コスト」を消費するため、状況に応じてバランスよく出現させないとムダな出費を強いられてしまう。

　ユニット同士の戦闘になると、画面がきりかわって戦闘アニメーションが表示される。戦闘結果にランダム要素はなく、攻撃力（AP）から防御力（DF）を引いたぶんだけヒットポイント（HP）が削られるシンプルなシステムが採用されている。敵のドミネーターを撃破するとステージクリアとなり、数枚のカードが手に入る。

　なお、本作のオープニングとエンディング曲には、エイベックスアーティストアカデミーの新鋭アーティストが起用される。

【スクリーンショット】
リーダーもしくはユニットが通過した場所が支配地域（コンクエスト）になり、たくさん確保するほどコストが増えて強力なカードが使えるようになる

デッキはステージ開始前にあらかじめ組んでおく。手札は5枚まで持てる

戦闘にランダム要素はない。効率のいい攻撃パターンを突き詰めて考えるほど先々の展開が有利になる

(C)2003 IDEA FACTORY

□アイディアファクトリーのホームページ
http://www.ideaf.co.jp/
(2003年5月30日)

[Reported by 北村孝和]

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