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Electronic Entertainment Expo 2003現地レポートXbox関連レポート サードパーティソフト編・その1 |
Team NINJAの板垣伴信氏。DOAシリーズやNinja Gaidenは北米でも非常に人気が高く、板垣氏を一目見ようと多数の来場者が詰めかけていた |
イベントの後半は、板垣氏自らの操作によるNinja Gaidenのデモが行なわれた。板垣氏の熱の入ったプレイが印象的だった |
デモプレイでは、これまでに語られていない内容がかいま見られた。主人公の忍者は忍術も使えるようだ。また、連続ジャンプで縦穴を上ったり、高い塀に駆け上るといったアクションもあった |
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利用できる武器は刀だけではなく、弓やヌンチャクも使えるようだ。来場者にはヌンチャクが大ウケだった |
次にDOA ONLINEについて、「Team NINJAのポリシーは、常にゲームマシンの特徴を最大限に活かすというところにあります。DOA ONLINEでは、グラフィックはDOA3を上回るクオリティを実現していますし、地球上で初のオンライン3D格闘ゲームになります。技術的な障壁はありますが、世界中のプレーヤーと対戦できるようにしたいと思います」と語り、ワールドワイドで対戦できるようになる可能性が高い。また、DOA ONLINEでセガサターン版のDOA1をほぼ忠実に再現しているという点について、「DOA1は、自分たちが初めて世に送り出した家庭用ゲームで、記念的な作品だと思っています。それはDOAファンにとっても同じことだと思うので、その思い出をいじらずに100%再現したかったのです」と語り、記念的な意味合いでわざと忠実に移植にしたようだ。最後に、DOA4に関する質問が出たが、それに対しては「DOA2でXbox Liveに対応させておいて、DOA4でXbox Liveに対応させないという理由はなにもないよね」と答えた。今後登場するDOAシリーズは、Xbox Live対応が前提になると考えていいだろう。
DOA ONLINEに収録されているDOA1は、グラフィックなどセガサターン版を忠実に再現 |
対するDOA2は、DOA3を上回るグラフィックのクオリティを実現しており、同じゲームとは思えないほどである |
ナムコブースでは、アクションゲーム「Spawn」と、三人称視点のアドベンチャーシューティング「Extreme Force」および「Killswitch」、さらに日本で発売済みである「Soul Calibur II」の4タイトルがプレイアブルで出展されていた。Spawnは、その名の通りSpownをモチーフとしたアクションゲームで、戦略などをあまり意識せずとも十分に楽しめるゲーム性が実現されている。爽快なシューティング要素と、軽快なアクション性が魅力のゲームといえる。
それに対し、Extreme ForceとKillswitchは、戦略性重視のアクションシューティングだ。物陰や壁に身を隠して敵の攻撃を避けながら、タイミングを見計らって攻撃を仕掛ける。物陰からマシンガンだけを突き出して攻撃したり、壁際からのぞき込んで敵の位置を確認した上で照準をロックさせ、その後に飛び出して攻撃する、といった戦略が重要なポイントとなっている。そのため、一般的なアクションシューティングのような爽快さはあまりないものの、逆にじっくりとプレイできるゲーム性となっている。
ところで、Xbox向けとしては、レースゲームの最新作「R:Racing Evolution」と、Dead to Rightsを彷彿とさせるアクションゲーム「Breakdown」の2タイトルについては、残念ながらムービーのみの出展となっていた。
【SPAWN】 | ||
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【Extreme Force】 | ||
【Killswitch】 | ||
【Breakdown】 | ||
(2003年5月18日)
[Reported by 平澤寿康]
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