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●第35回【4月25日更新】

 今回はゲームの基本システムと、起き攻めの技チョイスをお届け。起き上がりを攻めるためのヒントとして活用してもらいたい。

 続いて、アーケード版で発見したちょっとした小技を久々の「クロニクル」でご紹介する。遊びに使うのもよし、戦いに組み込むのもありだろう。


 【公開中!!】

 「ソウル」シリーズファンサイト
「ソウルアーカイブ」
http://www.soularchive.jp/


【システム&戦略研究】

「ソウルキャリバーII」クロニクル

■ アスタロスのヴィスアーク()とムクスーザ()について

 このふたつの技の共通点は、最大ホールドで打撃投げに移行すること。だが、攻撃がヒットする瞬間、もしくはやや手前でボタンを放すことにより、打撃投げには移行せず、打撃のみで攻撃が終わってしまう。ちなみに、ダメージは最大ホールド時のダメージと同じである。この最大ホールドで打撃投げに移行しなかった場合、元の攻撃ボタンと同じボタンを続けざまに入力し、それをホールドすると、通常の打撃に加えて、時間差で打撃投げが発動する。

【下の画像をクリックすると動画を見ることができます】

ヴィスアーク(最大ホールド)、ヴィスアーク(時間差)、タイミングを変えての追い打ちを収録した。

 詳しく説明すると、ヴィスアークの最大ホールド時の攻撃発生は29フレームかかる。そのうち、25フレーム目からは“最大ホールド扱い”となっており、25フレーム目からボタンを放すと打撃投げにシフトしないヴィスアークとなる。その後、ヒット時の29フレーム目を基準フレームとすると、その19フレーム後までにを再びホールド入力すると、「打撃版がヒットしたあと、いったん離れた相手を引き寄せてから打撃投げへ移行する」といった奇妙な現象が起こってしまう。

 ここまでなら「そうなんだ」で済む話だが、ヒット後からの19フレーム目までの間にちょっとした隠し要素が存在している。攻撃ヒットから17~19フレーム目までの3フレームの間にをホールドすると、引き寄せてからの打撃投げが下段投げコマンドでキャンセルできてしまう。例えばトゥルス・アズール(+or+)でキャンセルできるのだ。

 このキャンセルをかけるタイミングにより、その後の相手の状況がふた通りに変化する。最速の場合、相手は物凄い勢いでステージを滑っていき、一気にリング際に追い込むことが可能になる。ただしこの場合、相手はずっと地上判定のようで、リングアウト勝ちはできない。逆にキャンセルするタイミングを遅らせた時(アスタロスと相手キャラが重なったぐらい)は、相手はアスタロスの足元で打撃投げを受けている状態となり、そのやられ中にアスタロスは行動可能となるので、スルバルト()最大ホールドが確定してしまう。また、トゥルス・アズール以外にも+or++or+でもキャンセルは可能。

 上記と似たようなことがムクスーザ()最大ホールドからの打撃投げからもできる。こちらは最大ホールド時の攻撃発生フレームが32フレームとなっていて、最大ホールド自体は27フレーム目で完成された状態となっている。ヒット時の32フレーム目を0フレームとすると、ヒット後13フレーム目までにをホールドすることにより打撃投げへと移行する。ヒット後から7フレーム目から13フレームの間にホールドした場合のみ+or++or++or+で打撃投げをキャンセルすることが可能になる。


ヒットエフェクトに注目。ノーマルヒットの後、打撃投げの赤い稲光エフェクトが出ている。 
 
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ムクスーザ(最大ホールド)、ムクスーザ(時間差[正面、側面、背後ヒット])を収録した

 ムクスーザの場合は、ヒットする相手の向きにより、キャンセル時のレバー方向に大きな違いがでてくる。まず、正面ヒットした場合は、+or+でキャンセルをかけることにより投げが決まる。この時に決まる投げは相手の状況により、正面、側面、背後とタイミングにより変化していく。ムクスーザが背後ヒットした場合は、+or+で下段投げが決まるようになる。



【下の画像をクリックすると動画を見ることができます】

 大辟(通常、ホールド、時間差)とナイトメアの高速移動を収録した。

■キリクの大辟()について

 大辟はホールドすることにより、ダメージが22から30へと上昇し、かつ攻撃がヒットすると打撃投げへと移行する技だが、上記のアスタロスのホールド技とは特性に違いがあり、ホールド状態を解いた直後に、ダメージはホールドをしていない状態のダメージ22へと戻されてしまう。この特性のためか、ホールド状態で攻撃がヒットした瞬間にを放してホールド状態を解除すると、打撃投げには移行せず、ダメージが30と22となり2段攻撃へと変化する。



■ナイトメアの構えからの高速移動

 ナイトメアのデキスター・ホールドとシニスター・ホールドのふたつの構えは、or方向への8WAY RUN中から構えることで回転しながら構えに移行するのは有名であるが、この時コマンド入力時から10フレーム目までは、各種構えで回転軸移動をキャンセルできる。

 この特性を使うことで、方向ステップ中デキスター・ホールドからデキスター・ホールドへ移行するということが可能となるのだが、これを最速で繰り返すことにより、高速で軸移動をするようになる。コマンドとしては、++スライド+スライド★…の繰り返しという感じになる。2回転目以降は++★…の繰り返しでもOK。

 構えに移行してしまい、軸移動ができない理由としては、上記の10フレームに間に合っていない場合と、コマンドの入力が完全でない場合のふたつが挙げられる。

【ウェポンマスターモード攻略(1)】

●【キャラクタ別攻略】

●【家庭用「SCII」技表】

 

表内記号の意味
レバーを短く入力 レバーを入力し続ける
レバーをニュートラル(中立)状態にする ボタンを短く入力
ボタンを押し続ける(ホールド)

スライド入力(入力後素早くボタンを放して、次のボタンを入力する)

前後のボタンを同時押しする 次のボタンへ続く
ディレイ可 タイミングを遅らせることができる しゃがみ しゃがみなど、指定した状態中(無い場合は立ち状態)
~途中 立ち→しゃがみなどの状態変化中 シフト 技の後、別の技や構えなどへ移行する
~中すぐに 状態に移行した直後 (最大) ホールド可能時間の限界までボタンを押し続ける
~の相手に 相手の状態を指す ジャンプ遅出し ジャンプ下降時、もしくは着地直前のタイミング
キャンセル 直前の技動作を中断し、次の動作へ移行(技の終了も含む) ガードブレイク 相手にガードさせると体勢を崩す
ソウルチャージ で発動。途中ででキャンセルが可能で、両手が黄色=ソウルチャージ1、両手が緑色=ソウルチャージ2となる。限界までチャージすると両手が青く光るソウルチャージ3となる。なお、一度ボタンを押すとそのまま最後までチャージを続け、歩きながらでも可能





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<GC版著作権表記>

(c)1995 1998 2002 2003 NAMCO LTD.
The Legend of Zelda : (C) 1986-2003 Nintendo
The Character named "Necrid" is created and designed by NAMCO as the derivative work of the Illustration drawn by Todd McFarlane Productions, Inc.
The Character: (C) 2003 by Namco Limited. All rights reserved.
Illustration: (C) 2003 by Todd McFarlane Productions, Inc. All rights reserved.

<PS2版著作権表記>

(c)1995 1998 2002 2003 NAMCO LTD.
The Character named "Necrid" is created and designed by NAMCO
as the derivative work of the Illustration drawn by Todd McFarlane Productions, Inc.
The Character: (C) 2003 by Namco Limited. All rights reserved
Illustration: (C) 2003 by Todd McFarlane Productions, Inc. All rightsreserved.

<Xbox版著作権表記>

(c)1995 1998 2002 2003 NAMCO LTD.
Spawn(R), and its logo are registered trademarks of Todd
McFarlane Productions, Inc.The Spawn character is (c)1992 Todd McFarlane Productions, Inc. All rights reserved.
The Character named "Necrid" is created and designed by NAMCO as the derivative work of the Illustration drawn by Todd McFarlane Productions, Inc.
The Character: (C) 2003 by Namco Limited. All rights reserved.
Illustration: (C) 2003 by Todd McFarlane Productions, Inc. All rightsreserved.

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□製品情報
http://www.namco.co.jp/home/cs/lineup/soulcalibur2/index.html
□ナムコ公認「ソウル」シリーズファンサイト「ソウルアーカイブ」
http://www.soularchive.jp/

(2003年4月25日)

[Reported by SCII攻略チーム]


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