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米Websense、会社のPCでゲームは当たり前?
職場でのゲーム利用も管理できるツールを発売

4月3日 日本発表 (現地時間3月26日)

 米Websenseは現地時間の3月26日に、会社におけるネットワークゲームの利用が深刻度を増していると指摘するリリースを発表している。これによれば、従業員の1/3が業務用PCにゲームをインストールし、人事管理者の55%がオフィスでゲームをプレイしていることに対して、憂慮すべきだと回答しているという。

 Websenseは従業員インターネット管理ソリューションの会社で、従業員のインターネット利用状況の管理や生産性向上を実現する各種ソフトウェアを開発、販売している。今回のレポートでは、従業員が就業時間中に「ソリティア」などをプレイするだけでなく、「Battling dragons」、「Simulated civilizations」、「Intergalactic wars」といったゲームを日常的にプレイしているという。このほかにも「QUAKE」、「EverQuest」といったタイトル名も挙がっている。

 同社の調査によれば、「従業員が就業中にオフィスでゲームをプレイしている」と、企業のIT管理者の半数以上が答えているという。また、ゲームをプレイするだけでなく、無料のゲームをダウンロードすることによって、ウィルスを含むプログラムを社内に入れてしまう可能性があることも指摘している。
 ゲームを装ったウィルスは多数その存在が確認されており、例えば、有名ゲーム会社のアドレスを語り「Matrix - The Game」というメールが送られてくる。これに添付されているSetupファイルを実行するとウィルスに感染する。こういった危険はどこにでも潜んでいるが、ついついプレイしてみたいというファン心理をうまく利用して企業内に進入してくるのだ。

 ま、言うまでもなく就業時間中にゲームするのはマズイだろう。同社では、Webサイトへの従業員のアクセスはもちろんのこと、職場でのゲーム利用も管理することができるアプリケーションソフト「Websense Enterprise v5」を発売している。

□米Websenseのホームページ (英文)
http://www.websense.com/
□ニュースリリース (英文)
http://www.websense.com/company/news/pr/03/032603.cfm

(2003年4月3日)

[Reported by 船津稔]


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