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EAS、「シムピープル お茶の間劇場」を5月29日に発売 |
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価格：未定
エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、育成シミュレーションゲーム「シムピープル お茶の間劇場」を5月29日に発売する。プラットフォームはプレイステーション 2で、価格は未定。
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| 庭で客と食事会を開く。お客と会話を楽しむことで社交のパラメータが大きく回復する。おしゃべり好きな性格のシム人には大事な行動だ |
基本的なゲーム内容は、プレーヤーの分身となるシム人の生活を、あらゆる局面で助けつつ、ひたすら出世を目指したり、家の内装に凝ってみたり、結婚して子供を作ったりなど、思うがままの仮想生活を楽しむというもの。シム人は、独自の思考パターンで行動するが、その方向性は基本的に自堕落で、ゴミ捨てや食事の後かたづけ、トイレの掃除といった面倒くさいことはやりたがらない。
当然、そうした自堕落のツケは、まわりまわってシム人自身が被ることになるのだが、当のシム人はそんな未来の話はおかまいなしに、刹那的な行動を繰り返していく。これを細かくチェックし、軌道修正させ、シム人に幸せな生活を送らせることがプレーヤーに与えられた役割というわけである。
シリーズ初のPS2移植作品となる「シムピープル お茶の間劇場」は、移植するにあたって2Dベースだったグラフィックをフル3Dにし、フリーモードのみだったゲームモードに新たにストーリーモード、2人同時プレイモードなどを加えるなど、これ1本でたっぷり遊べる充実した内容に仕上がっている。
新搭載のストーリーモードは、これまで茫漠としていたゲームの目的を短期化、明確化することで、育成シミュレータに慣れていない初心者ユーザーでも迷わずプレイできるようにしたモードだ。ミッションの例としては、食事の準備をする、テレビを修理する、盛大なパーティーを開く、子供を2人つくる、赤ちゃんの世話をするなど。いずれもフリーモードをプレイしていれば一度は体験することになる内容だが、これを細かくミッション化することで遊びやすくなっている。
一方の2人同時プレイモードは、対戦モードと協力モードの2種類が用意されている。いずれも画面をナナメに2分割してオフラインで楽しめるモードだ。対戦モードはステージごとに与えられた課題をこなしスコアを競うモードで、協力モードはひとりは夫、ひとりは妻にわかれて、協力して家庭生活を行なっていくというもの。いずれもWindows版にはなかった要素だ。
なお、基本仕様はWindows版と同じで、マイホームを一から設計、建設したり、お好みの家具を屋内に設置したりすることができる。シム人も、グラフィックを3D化したことで、肌の色から、体系、服装、服の色、靴の色、顔の形、髪型、ヒゲ、瞳の色、アクセサリの有無まで細かく設定できる。新しモノ好きには最適な作品といえそうだ。
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| 異性との恋愛、そして結婚の要素は、同作の楽しみの中でも格段大きいものだが、その道は長く険しい | ||
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□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://www.japan.ea.com/
(2003年3月28日)
[Reported by 中村聖司]
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