価格：5,980円

主人公のキーファ (プレーヤー) が冒険することになる“伝説の大陸”。「ドラゴンクエスト」シリーズをプレイしてきた人にとっては、なんとなく見慣れた雰囲気も……??

　株式会社エニックスは、3月29日に「ドラゴンクエストVII」で活躍したキーファの子供時代を描いたゲームボーイアドバンス用RPG「ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート」を発売する。価格は5,980円。4月1日からは新会社“スクウェア・エニックス”となるだけにエニックス単独ブランドとしては最後の作品となる。

　「キャラバンハート」は、プレーヤーがキーファとなり“伝説の大陸”を冒険する。この大陸は謎に包まれてはいるが、どことなく見たことがあるような風景という感じ。「ドラゴンクエスト」シリーズをプレイしてきたユーザーにとっては、懐かしいというか、見慣れたというか……そんな風景が広がっているかもしれない。

　今回のストーリーで重要なキーワードとなるのが“ロトのオーブ”。“ロト”とは、もちろん「ドラゴンクエスト」1作目から3作目に登場した伝説の勇者を示す言葉。そのロトとどのような関係のあるものかはわからないが、何か重要な関係があることは明らかだろう。このほかにも、デルコンダル地方といった「ドラゴンクエストII」で登場した名前を冠した地名や、“ふたごの塔”など、シリーズを通してプレイしてきたユーザーには懐かしいキーワードがあちこちにちりばめられている。

　「キャラバンハート」の制作は、株式会社トーセでシナリオ・ゲームデザインが石川文則氏。音楽はすぎやまこういち氏で、キャラクタデザインが鳥山明氏。
　また、同作品の監修を務める堀井雄二氏の特別コメントがエニックスから発表されたので、全文掲載する。

【堀井雄二氏のコメント】
「明日3月29日にいよいよ DQモンスターズの「キャラバンハート」が発売になります。 今回はモンスターだけではなく馬車を連れての冒険。誰をどの馬車に乗せるか? キミだけのキャラバンを作ってくださいね。 また、ファンの皆さんにはちょっぴりなつかしい場面なども見られるかも知れません。 どうかお楽しみに!」

【スクリーンショット】
フィールドに見えているのは運河を挟んで南北に建てられたふたつの塔「ふたごの塔」。懐かしく感じるプレーヤーもいるのでは?	会話シーン。この地はデルコンダル地方と言うらしい
「ドラゴンクエスト」の重要なキーポイントとなっている“ロト”という言葉が物語の端々にも登場する

(C)アーマープロジェクト／バードスタジオ／エニックス 2003

□エニックスのホームページ
http://game.watch.impress.co.jp/
□「ドラゴンクエスト」公式サイト
http://dragonquest.enix.co.jp/
□関連情報
【3月20日】エニックス、「DQモンスターズ キャラバンハート」発売記念にPC用壁紙ダウンロードサービス開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030320/dq.htm

(2003年3月28日)

[Reported by 船津稔]

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