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コーエー、「信長の野望 Online」β2テストを開始
「お尋ね者」システム、検索機能の拡張など

3月13日開始



 株式会社コーエーは、戦国時代をモチーフにした和風MMORPG「信長の野望 Online」のβ2テストを3月13日の15時より開始した。本稿ではβ2で実装された新要素を紹介しておきたい。

β2では、合戦に参加可能な「与力」以上の身分のプレーヤーは、所属勢力傘下の有力武将に所属することになる。彼は太原雪斎所属のようだ
 スタート初日は、3月6日からβ2クライアントの先行ダウンロードを行なったこともあり、17時頃から1時間ほどサーバー障害が発生したことを除けば、比較的スムーズにテストに参加することができた。

 β1からβ2へはシステムやバランス部分に大きな調整が加えられているため、キャラクタの持ち越しは一切出来ず、β1参加者も含め、全員レベル1からのスタートとなっている。このため、各大名家の城下町は多くの人々でごった返し、野外はレベル上げのためにネズミや蛇を追うキャラクタが群れをなし、ちょっとした祭り状態になっている。

 モンスターの配置にも手が加えられているようで、城下からやや離れた林のそばで抜け駆け的に狩りをしようものなら、たちまち夜盗山賊のたぐいに襲われ、あっという間に倒されてしまう。β1の頃はいくらでも余っていた、ネズミや蛇といった小動物をレベルひと桁のキャラクタたちが争うようにして捜索し続ける姿は一種異様だが、このモグラ叩き状態は、GMイベントに近い、カオス的な楽しさがある。このお祭り状態は今週いっぱいまでは続きそうだ。

 さて、β2で実装された要素は以下のとおり。βテストのバージョンアップなので、新勢力の追加や新ダンジョンの実装といった色気のある内容は一切ないが、ベース部分のブラッシュアップのほか、レベル上限の引き上げや、それに伴う技能システムの解放など、β1ユーザーにもやりがいのある内容になっている。


【アップデート項目】

■部隊配属仕様の追加
【概要】
勢力と所属プレーヤーの結びつきを一層強化し、同勢力のプレーヤー同士でのコミュニケーションを活発化するために、部隊配属仕様を追加します。プレーヤーキャラクタ(以下、PC)は、部隊に所属した状態で合戦を行なうようになります。

【部隊配属の仕組み】
配属条件
以下の全条件を満たすとき、PCは自動的に部隊に配属されます
 ・ 勢力に所属している
 ・ 身分が、”与力”以上に上昇した

また、身分が上昇する都度、配属部隊が変更されていきます。配属先は、勢力内のいずれかのNPC武将配下の部隊となります。部隊の将である"部将"NPCは身分ごとに複数人設定されています。

【参陣条件の変更】
参陣条件の変更
本仕様の導入により、合戦への参陣条件が以下のように変更になります。
βバージョン
 ・ レベル20以上であること
 ・ 一度合戦場から離脱した場合、同じ合戦への参加は不可能

β2バージョン
 ・ 部隊に配属されていること(与力以上の身分)
 ・ 配属部隊の部将NPCが合戦場において健在であるかぎり、同じ合戦に何度でも参陣可能。

【部隊チャットの導入】
同じ部隊に所属するプレーヤー間で、"部隊チャット"ができるようになります。部隊チャットは、徒党チャットとほぼ同様の仕様となりますが、同時に使用できる人数に制限があるため、ログインごとに、コマンドによる「参加」を行っていただく必要があります。ご注意ください。

■ 戦闘時"旗頭"仕様の追加
【概要】
以下の効果を主な目的として、旗頭仕様を導入します
 ・ 離脱と転生の繰り返しや助太刀の要請による長期戦闘の抑止
 ・ 有名武将や小荷駄隊討ち取りの栄誉に対する責務の明確化
 ・ 戦闘における駆け引きの重要性アップ
PC徒党の戦闘では"旗頭"が決められ、"旗頭"の敗北が徒党の敗北となります

【旗頭の決定】
通常は、徒党リーダーが"旗頭"となります。戦闘発生時の初期メンバーに徒党リーダーが含まれていない場合は、最も身分の高い徒党員が旗頭となります。この場合、徒党リーダーが遅れて参加しても、その戦闘における旗頭は変更されません。
なお、対人戦において、戦闘中に相手徒党の旗頭を確認することはできません。
【徒党の敗北】 以下のいずれかの場合に、徒党は戦闘敗北となります
 ・ 旗頭が戦闘不能(生命力0)となった
 ・ 旗頭が戦闘から逃亡した
徒党が敗北したとき、他の徒党員は「逃亡」以外のコマンド選択が不可能となります。

【徒党リーダーの変更】
本仕様の導入に伴い、野外において徒党を解散することなく、徒党リーダーを変更するコマンドが実装されます。

■ "本人外交"の廃止と"お尋ね者"仕様の追加
【概要】
所属勢力とPCの一体感を高め、団結を強化するために、"本人外交"の考え方を廃止し、所属勢力の外交関係によってNPCとの関係を決定するようにします。同時に、戦ったNPCの所属勢力から狙われる状況を、"お尋ね者"仕様として実現します。

【NPCとの関係の決定方法】
所属勢力との外交関係によって、NPCとの会話・戦闘可否を判定するようにします。PCが攻撃可能なNPCは、所属勢力にとって敵対・敵視の関係にあるものに限定されます。所属勢力から出奔したPCにとっては、全勢力が"中立"の外交関係となります。

【"お尋ね者"仕様】
"お尋ね者"となる条件
以下の二条件がともに成立したとき、PCは"お尋ね者"として扱われます。
 ・ 合戦以外の状況で、所属勢力を有するNPCと戦闘状態になった
 ・ このときに、「逃亡」以外の戦闘コマンドを入力した

"お尋ね者"となると、以下のような状態になります。
 ・ 戦ったNPCの所属勢力のPCから"お尋ね者"として、一定期間、攻撃を受ける。
 ・ 攻撃を受ける危険性のある場所は、PCを"お尋ね者"と見なす勢力の領内のみ。他勢力の領内やダンジョンでは攻撃を受けることはない。

"お尋ね者"状態の解消
"お尋ね者"状態は、一定のログイン期間を経過すると解消されます。この期間は、以下の要素に応じて増加します。
 ・ お尋ね者となる行為を働いた回数
 ・ NPCの殺傷数

武将の技能の源である技能目録のシステムが大きく変わる
■ 技能目録の再編
職業内におけるキャラクターの差別化を明確にするため、以下の変更を行ないます。
 ・ 新技能を多数追加
 ・ 技能目録の編成を一新
 ・ 目録取得条件を明示
 ・ 系統分岐を早い段階で行なう
これにより、単一系統のスペシャリストやオールラウンドタイプなど、プレイヤーの選択に応じたキャラクター能力の個性化が可能となります。

また、以下のような制限の開放も行ないます
 ・ βバージョンにおいて修得不可能となっていた多くの技能を開放
 ・ レベル制限を開放し、制限のない状態(PCの最高レベルは50)とする

■ 生産専門プレイの実現
生産活動を専門としたプレイスタイルも可能とするため、以下の変更を行ないます。
 ・ 戦闘以外に、生産コマンドにおいても技能修得度を獲得可能にする。
 ・ 生産可能アイテムの内容を、技能ごとに設定する仕組みとする。

■ 各機能の充実
「検索」機能の拡張
テスターの皆様からご指摘をもとに、以下のようなプレイアビリティー向上のための仕様充実を行います。
 ・ レベルや勢力、職業などの条件設定を可能に。
 ・ "売却品有"や"匿名"などの新規状態も追加。
 ・ 簡単なコメント表示機能を追加。

日本語変換辞書の機能拡充
 ・ ATOKへの換装を実現。
 ・ かな入力をサポート。

ユーザー検索機能および状態設定機能の充実もβ2のウリのひとつ。検索では「党員募集」「売却品有」などプリセットされた条件から、プレーヤーが求めるユーザーを一気に捜し出せるようになった

■ 技能について
β2バージョンでは、技能習得の方式を一新します。以下の手順で、技能を習得していくかたちになります。
(1) 習得したい技能の「技能目録アイテム」を、特定のNPCから購入する。
(2) 「技能目録アイテム」を、使用することで修行可能状態となる。
・但し、各「技能目録アイテム」は、「特定の技能目録を皆伝する」という前提条件をクアした上でないと、使用することができません。
・該当の「技能目録アイテム」を使用するために必要な前提条件は、アイテムの「詳細」を表示することで確認できます。

(3) 「修行目録」から修行したい技能目録を選ぶ。
なお、技能目録には、技能修得に関する難易度が設定されています。難易度が高いほど、修得度の獲得値が低くなります。

■ 戦闘不能と死亡について
戦闘不能と死亡に関する仕様を以下のように変更します。

【名声値の減少】
βバージョン
戦闘中に生命力が0になった”戦闘不能状態”の際に、PCの名声値を減少

β2バージョン
以下のいずれかの場合にのみ、PCの名声値を減少
 ・ 戦闘不能状態で、「離脱」コマンドを実行した場合
 ・ 戦闘終了時に、”死亡状態”であった場合

【「蘇生」「転生」の効果適用条件の変更】
技能の「蘇生」と「転生」の効果適用条件を、以下のように変更します。
「蘇生」
戦闘不能状態からの復帰に適用。
「転生」
死亡状態からの復帰に適用。

【“怪我状態”について】
「転生」を受け、死亡状態から復帰したPCは、一定時間、能力が低下した”怪我状態”になります。「成仏」、および、スタック状態からの復帰である「帰還」を実行した際は、怪我状態にはなりません。

■ 「観察」の機能変更について
  他のPCに対する「観察」機能は、β2バージョンでは、以下の情報も追加表示するようにします。

 ・ 職業・身分・部隊・自己紹介文などの個人情報。
 ・ 取引情報(売却希望アイテム・希望価格・所持数など)
(ただし、「売却品有」の状態となっているPCを「観察」した場合のみ表示)
個人情報、装備情報、取引情報の切り替えは、L1/R1ボタンで行います。

■ チャット機能について
チャット機能の変更は以下の内容となっております。

・ 日本語変換システムをATOKに換装しました。
・ 辞書ファイルの変更に伴い、チャットコマンド「/!」の機能を「/動作」に、「/?」の機能を「/一覧」としました。
・ キーボードでのかな入力方式に対応しました。「Alt+ひらがな」キー入力により、ローマ字入力方式とかな入力方式の切り替えとなります。
・ キーボードでの入力文字種類の”かな英数切り替え”機能を「無変換」キーに割り当てました。
・ キーボードでの入力文字種類の”ひらがな・カタカタ切り替え”機能を「ひらがな」キーに割り当てました。
・ キーボードでの簡易チャット起動について、「Ctrl」キーと「Alt」キーを割り当てからはずし、「テンキー7」、「テンキー9」のみとしました。
・ 部隊会話の参加者全員にメッセージを送信する機能を追加しました。書式は「/部隊:(メッセージ)」となります。
・ 「/友人:(メッセージ)」の機能を削除しました。
・ 戦闘中、敵味方の双方にメッセージを送信する「/戦場:(メッセージ)」の機能を削除しました。
・ チャットの発信対象に「部隊全員」「知人」「部隊員」を追加しました。
・ チャット動作コマンドに「/正座」を追加しました。
・ チャットの代名詞にターゲットのレベルと数を取得する機能を持つ「%N」を追加しました。

■ 合戦について

【合戦の発生】
発生条件
合戦は、以下の二条件がともに成立した場合に、該当勢力が攻撃側となって発生します。
・ 該当勢力は、敵対勢力の領土と隣接している。
・ 該当勢力は、一定の軍資金(「国勢-勢力情報」での小判1個分)を保有している。

【発生の告知】
合戦の発生は、以下のように告知されます。
・ 告知時期 : 実際に合戦が行なわれる一週間前(実時間)
・ 告知形態 : 合戦する勢力の「城下町の立て看板」で告知。
(立て看板を「観察」した際に表示される「御触書」で告知します)

【軍資金】
合戦が発生すると、攻撃・防御勢力ともに、小判1個分の軍資金が減少します。
合戦終了後、勝利勢力には、その半分が戦利金として戻ります。

【参陣(合戦場への進入)について】
「軍旗」アイテムの扱い
PCの合戦場への進入を制御する「軍旗」アイテムは、以下のような扱いになります。
◆ 初めて参陣するときの扱い(従来どおり)
・ 必ず入手可能。
・ 合戦場に入った時点で消失する。

◆ 再参陣(合戦場への再進入)のときの扱い
・ 配属部隊の部将が合戦場で健在なかぎり、城下町で何度でも入手可能。

【同盟勢力の合戦への参陣】
同盟勢力が防御側のときのみ、参陣可能。
ただし、合戦場に自分の配属先部将が存在しないため、離脱後の再参陣は不可能。
【勢力から出奔した状態での、合戦参加】
出奔した状態のPCは、防御側の勢力に助力するかたちでのみ参陣可能。
ただし、離脱後の再参陣は不可能。

【合戦場からの離脱について】
誤って離脱するのを防ぐため、通常のゾーニングと異なり、特定のNPCと会話することで実行するように変更しました。

(C)2003 KOEI Co.,Ltd.

□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「信長の野望 Online」の公式ページ
http://www.gamecity.ne.jp/nol/
□関連情報
【2003年2月13日】コーエー、「信長の野望 Online」β2テストを3月12日から実施
応募者には製品版30日間無料プレイチケットをプレゼント
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030213/koei.htm
【2003年1月30日】コーエー、PS2「信長の野望 Online」β2テストのテスターを募集開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030130/nobu.htm
【2002年11月19日】「信長の野望 Online」ファーストインプレッション
広大な異界日本を堪能できる純和風MMORPG
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021119/nonline.htm
【2002年12月2日】コーエー、PS2「信長の野望 Online」12月18日にβテストを開始!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021202/nobunaga.htm

(2003年3月11日)

[Reported by 中村聖司]


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