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CESA、「東京ゲームショウ2003」開催概要を発表 |
社団法人コンピュータエンターテインメント協会 (CESA) は、ゲームを中心とした総合展示会「東京ゲームショウ」の2003年度開催に関する説明会を、関係各社を集めて行なった。2003年の開催概要は、9月26日から28日までで、26日は終日ビジネスデーであることは2002年と変わりはない。場所は幕張メッセ1ホールから8ホール。入場料は一般の前売りが1,000円で当日が1,200円。小学生以下は無料。
'96年に初めて開催されてから今回の「東京ゲームショウ2003」で第13回目となる。2002年からは年1回の開催に戻された。今回の説明会ではこのことにも触れられ「年1回になったことは会員各社から80%の支持を得ているし、来場者数も前回より上まわる成果をあげた」と効果があったことを強調。そういったことから今年も日経BP社と共催という形を取ることになった。テーマは“遊び心が世界を変える”。
日経BP社代表取締役社長の河村有弘氏は「東京ゲームショウ2003」への改善点としてビジネスデーの充実、国際化、同社雑誌媒体との連携などを挙げた。ビジネスデーの充実については、これまで以上に異業種との交流が必要とし「アニメや音楽、映画、そしてスポーツなど関連業種とのコラボレーションが大切」と語った。国際化については海外デベロッパの出展をより推進するとともに、海外のゲーム開発者やコアゲームユーザー、流通関係者などをターゲットとして積極的にツアーを組み、東京ゲームショウに呼び込みたい意向だ。
このほかにも今後の展望として河村氏は、「北京などから一緒に開催しないかといった話もきている。今後考えていかなければならないだろう」と色々な話が展開していることを伺わせる発言があった。しかしそれを実現するためには著作権の問題や人材流失の問題などもあり、こういった問題点をビジネスデーに開催されるシンポジウムなどで話し合いたいとしている。
このほか、前回テーブルゲームを集めたコーナーとして人気を集めたというテーブルゲームスタジアムやキッズコーナーも充実させる。細かな開催概要などについては今後徐々に決定されていくことと思われる。出展社数は100社を予定しており (出展予定小間数は1,500小間)、15万人の来場者数を目標としている。
(2003年2月12日)
[Reported by 船津稔]
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