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ガマニア、MMORPG「巨商」を正式発表
中世アジアを舞台にした商人MMORPG

2003年春βテスト開始予定



 株式会社ガマニア・デジタル・エンターテインメントは、「エターナルカオス」に続くMMORPG第2弾タイトル「巨商」を正式発表した。すでに本国の台湾および開発元の韓国ではクローズドβテストもスタートし、日本でも今春開始予定としている。「巨商」は日本、韓国、台湾、香港、中国の5地域で配信される予定となっている。

街の様子。多くのプレーヤーたちがチャットをしている。場所はソウルあたりのようだ
フィールドではリアルタイム制になり、パーティーで行動する。時にはこうした龍とも戦闘になるようだ
 「巨商」は、1590年の東アジアを舞台としたMMORPG。プレーヤーはすべからく商人を目指して各地を転々とし、手に入れた特産品による交易や投資事業によって富を築きあげていく。投資した金額の高さによって村の支配者が決まり、その税収によって、住みよい村を作りあげていく。

 舞台となるのは中国大陸、朝鮮半島、台湾、そして日本。1590年という微妙な年代は、同作のバックグラウンドとなったリアルタイムストラテジー「7年戦争」から来たもので、7年戦争は日本の表現にすると「文禄・慶長の役」。「7年戦争」は、日本、中国、朝鮮の3勢力が戦いを繰り広げるリアルタイムストラテジーだが、「巨商」はそうした東アジアが沸騰した時代背景をバックグラウンドに、商人同士の平和な結びつきをファンタジー仕立てで描いたMMORPGだ。

 このため、「巨商」ではお金がもっとも重要な役割を占め、プレーヤーは身を守るために金で傭兵を雇い、新しい事業を行なうためにスキルを店で買う。ギルドは、字義通り商人ギルドを結成でき、MMORPGにおけるギルド的な役割を果たすと同時に、ギルドに対してお金を預けて利息を得たり、ギルドに投資して株式の配当を得たりといった、中世ヨーロッパの商人ギルド的な活動も行なえる。

 戦闘は、ベースとなっている「7年戦争」に近いリアルタイム制を採用。プレーヤーは雇った傭兵たちとともにフィールドを共に行動し、襲ってくる賊やモンスターを退けながら次なる交易地を目指していく。同作も他のMMORPG同様レベル制を敷いており、レベルアップに必要な経験値は、戦闘以外に交易によっても得ることができるということだ。

(c)2003 GAMANIA DIGITAL ENTERTAINMENT CO LTD., All Rights Reserved.

□ガマニアのホームページ
http://www.gamania.co.jp/
□「巨商」の公式ページ
http://www.gamania.co.jp/joyon/index.asp

(2003年2月12日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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