価格：500円 (ジョイポリス入場料は別途必要)

　多くの芸人を抱える株式会社浅井企画と株式会社ジェイポップカフェは、東京のお台場にある東京ジョイポリスの「J-POP CAFE ODAIBA」において、1月11日から毎週土曜日にお笑い芸人によるライブ「J-POP CAFE ODAIBA お笑いライブ」を開催する。入場料金は500円。東京ジョイポリスの入場料はこれとは別に必要となる。

　このライブのスタートに先駆け、12月21日にオープニングイベントが開催された。オープニングイベントではテレビの司会などで人気の「キャイ～ン」がMCとして登場したほか、「よゐこ」もスペシャルゲストとして登場。記者会見ではいきなりウド鈴木さんの「歌舞伎町の件」をネタにするなど笑いの渦に巻き込んだ。

　キャイ～ンの天野ひろゆきさんは「大阪にはこういった場があるけど、東京には毎週こういったライブが定期的に開催されるところはあまりないと思う」と語ると、よゐこの濱口優さんも「若手芸人の育成の場として根づかしたい」とコメント。また、「底ぬけAIR-LINE」の古坂和仁さんは「昔のライブみたいだ。“若手”といっても平均32歳くらいだし (笑) 。10年前と出演者は変わらず、お客だけ変わってる」とコメントして記者を笑わせていた。

　今回、ネタを披露したのは「底ぬけAIR-LINE」、「ダンディ坂野」、「ずん」、「はなわ」、「アンタッチャブル」の5組。それぞれ独自の笑いを披露。CMなどでもブレイク中のダンディ坂野さんは「ゲッツ!」のネタで会場をダンディワールドにアッという間に引き込んだ。また、「佐賀県」の歌のCD化も決定したという「はなわ」の熱いライブでは会場が一体となって笑いに身を任せた。

　相変わらず会場アナウンスが丸きこえで、ライブが中断してしまうなどの問題もあるが (「ずん」のライブ中に発生したが、飯尾和樹さんはこれをお笑いに利用) テレビでは味わうことのできない若手芸人の生の笑いに毎週触れることのできる場になりそうだ。

2003年1月11日の開幕に先駆け、オープニングイベントを開催。今回登場の芸人さんがズラリ登場	J-POP CAFEは満員御礼でギッシリと埋まり、爆笑に包まれた	今回特別にMCで参加したキャイ～ンのお二人。いきなりウド鈴木の歌舞伎町の件をネタにするふたりに記者会見は爆笑
特別ゲストとしてキャイ～ンとともに登場したよゐこの有野晋哉さんと濱口優さんのお二人	トップに登場したのは「底ぬけAIR-LINE」。スピーディにコント集を披露	今、最もアツイ芸人さんにうちのひとりダンディ坂野。CMなどでも有名な「ゲッツ!」で会場は笑いの渦に
「ずん」のライブ中に会場アナウンスが流れるも、それを笑いにかえる飯尾和樹さん (左)	ベースギター一本で歌う「佐賀県」の歌で一世を風靡している「はなわ」。ライブで一番盛り上がった	最後はゲームファンにも有名な「アンタッチャブル」。オーソドックスな展開だったが、安定した面白さがあった

□東京ジョイポリスのホームページ
http://sega.jp/joypolis/tokyo.html
□ニュースリリース
http://sega.jp/joypolis/021216_1.html

(2002年12月24日)

[Reported by 船津稔]

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